どうもこんにちは、あきもぐです。

今回はエビの繁殖方法についてです。

エビ

エビとカニってなんだか似ていると思わないでしょうか?

ハサミがありますよね。

 

なのですが、

 

実のところ、エビやカニに対してあなたはどんなイメージを抱いていますか?

 

正直、捕食者側というよりは非捕食者側としてのイメージのほうが大きいのではないでしょうか?

 

 

ハサミはあります。しかし基本的に体が小さかったり俊敏性に欠け、魚には食べられっぱなしというイメージが強いのではないでしょうか?

 

実際、ユーチューブに載っているエビやカニの動画というのは、半数以上がバリバリと食べられてちぎれた体がゆらゆら水中を漂っているような動画ばかりな気がします。

 

ハサミを構えて威嚇はするのですがなんのその、基本的にお構いなしに食べられてしまいますよね。

 

しかも人間にとっても高級食材である種もいるため、余計にそんなイメージが補強されます。

 

しかし、こういったハサミ、じつは外敵というよりは同族に対して向けられることのほうが多く、その時にこそ真価を発揮するようです。

 

具体的には繁殖期にオス同士の争いに用いられます。

 

 

多くの生き物は、フェロモンを分泌します。

最も身近なところでいえば、犬は排泄物に含まれるフェロモンでテリトリーを主張しますよね。

 

また、フェロモンで異性を惹きつけます。
多くの生物はこの過程を経て、パートナーと会います。
そしてオスは力を見せつけたりアピールポイントを示してみたりして、見事メスに受け入れられていきます。

しかしエビのオス場合、じつはメスをその気にさせるようなフェロモンを発することができません。
いいかえると、メスは、オスを選ぶことができないのですね。

 

メスのエビは、オスのフェロモンを感ずることなく、自分で交尾可能な状態にならないといけません。
それが、脱皮です。

脱皮前は、メスの受精嚢が皮の中に隠れてしまっています。
それが脱皮後に表れて初めて、メスは交尾できる状態になるのですね。

そして、オスはメスが脱皮前に分泌する臭い物質に誘われ、わらわらとやってきます。

最初にたどり着いたオスが、脱皮中のメスに抱きつきます。
脱皮後にすぐに交尾できるようにするためですね。
しかし他のオスたちも続々とやって来てしまうので、最初のオスは叩き落とされ、戦いが始まります。

大きく、強いものがメスを手に入れる世界で、しかし小さい個体は、大きい個体同士が戦いに夢中になって自分に気付かない瞬間を虎視眈々と狙います。
そして、最もよいタイミングでメスの近くにいたオスだけが、メスと交尾し、自分の遺伝子を後世へと繋げることができるのですね。
(このとき、オニテナガエビのような大型のエビは本気で戦うので、体をちぎられて死ぬ個体が出てきます)

オニテナガエビ

 

 

イカやタコと違い、エビは1度しか交尾を行いません。

交尾を終えたメスは臭い物質を出さなくなり、あぶれたオスたちはまたサバイバル生活に戻っていきます。

いかがでしたでしょうか?

多くの生物と違い、エビのメスはオスを選べません。
運が良いオスだけがメスを手にするのですが、あぶれたオスたちは次のチャンスを求めまた去っていきます。

 

 

人間の場合だと、彼女を寝取った男はケンカに巻き込まれるか、地域によっては殺害が認められているようなところもあります。

しかしエビたちはそんなことはせず、またわらわらと次のメスを求めて去っていきます。

ここに、エビと人間の違いがよく表れている気がします。(だから何だって感じですが)

 

エビについて少しそんなことを知った今回の記事でした。

ではここまでありがとうございました。これからも美味しくエビを食べていきましょう♪