通勤風景

時差ビズの目的とは

時差ビズとは「快適通勤を推奨する」活動のことで、2017年に第一回目が執り行われ、2018年7月9日から7月25日までの間に2回目が執り行われています。

 

主だった活動としては「通勤・通学」ラッシュになる時間以外を出勤時間にするよう推奨するというもので、それによって朝から疲れたおすということを防ぎ、就労者の生産性をあげるという狙いがあります。

 

また、前年の参加企業数が約300社だったのに対し、2018年は倍の700社が参加するということで、その広まりを感じさせてくれます。

 

もう一つ(本命)の目的として、2020年の東京五輪での混雑を緩和するための試験的な取り組みであるということが挙げられます。

 

そのために現在はデータを取っているという段階ですが、今後、どのような形で実を結んでいくかが注目されるところですね。

 

時差ビズの活動例

じつは時差ビズには「これ!」といった活動内容はありません。

 

どんな策を考えるかは参加企業それぞれにより異なり、たとえば以下のものがあります。

・始発から出勤することにより、終業時刻を早めてアフターを楽しめるようにする
・フレックスタイム制の導入により、就労者に働く時間を選ぶ自由を与える
・テレワークによって、出社せずに仕事ができるようにする

時差ビズの肯定的な評価とは

参加企業や小池知事などは、ラッシュ回避によるストレス緩和と生産性の向上を掲げています。

 

それに加え、早く出勤して早く帰れるのが本当であれば、アフターファイブを自分の好きなことに仕えることになるという意見もあるようです。

 

また、参加企業は「時差ビズ」のサイト内で企業名と業界名を公表されるため、就活生の目に留まりやすくなり、人手不足の解消が期待されるようですね。

 

時差ビズは意味がないという評価もある

こちらの方が説得力に満ち満ちとしてしまっているのが残念なところですが、時差ビズは意味がないとも言われています。

 

というのも、企業が単独で時差ビズを励行したところで、取引先企業はそうでない場合のほうが多いです。

 

特に営業職などは取引先企業から電話がきた時に出ないわけにはいかないので、基本的に参加は困難です。

 

また、世に多くあるブラック企業の場合、単に労働時間が増えるだけではという声も多いです。

日本全国の企業が時差ビズを励行してくれれば上手くいきやすいのでしょうが、それは現実的ではありません。

こういったことから、今回の時差ビズも「意味がない」といわれることになってくる可能性があります。

 

ただ、せっかく参加企業も増えてきてくれ、(うまくいけば)労働環境は今までと比べて格段に良くなります。

 

この広がりが、東京だけでなく日本全国にまで及んでほしいものですね。