(未放送部分までネタバレしていくのでご注意ください)

 

兵士のエンリへの疑問

カルネ村が帝国風の騎士たち(スレイン法国の偽装)に村を蹂躙されてから、エンリたちは弓の訓練に励むことになります。

 

しかし、いくらそれで弓が多少上達したと言っても、結局はレベルは1~3ほどのものです。

比較対象としては、召喚したゴブリンたちがレベル12くらいで、アダマンタイト級冒険者になると30を超えます。

 

つまり人としてもかなり弱い方に入り、だからこそ兵士はエ・ランテルに入ろうとしてきたエンリに疑問を抱きます。

・村からエ・ランテルに向かう道のりには多少のモンスターや盗賊がいて、一介の村娘が通るのは厳しいはずなのに問題に巻き込まれてきた様子がない
・しかもただの村娘が入手できるはずのない、軍馬並みに立派な馬を引き連れている
・お偉いさんとコネがある?
・それとも、こんななりをして凄腕魔法詠唱者?
兵士たちは入都する人がいなければ基本的に暇です。
しかし腐ってもエ・ランテルは城塞都市で、不埒な輩を入れるわけにはいきません。
なので本当は嫌なのですが、「あいつ」を呼ぶことになります。

魔法詠唱者のチェックの難しさと「あいつ」

魔法詠唱者は魔法で「危険物」をバレずに持ち込むこともできる存在です。

 

なので兵士たちは、不審なエンリに面倒臭さを抱きつつ、もっと癖があって面倒臭い魔術師組合の人員を呼ぶことにします。

 

魔法詠唱者も一目でそうだとわかる格好してくれればいいのにな

怪しげな杖をもって、怪しげなローブで全身を包む?

 

 

 

エンリの来た理由「カルネ村の名物である薬草をたくさん採ってきたからそれを売る」を聞き、戸籍(的なもの)の登録も確認できた兵士は、警戒をほぼ解き、あとは規則に従って「あいつ」による身体検査を受けさせます。

 

「あいつ」は魔術師組合の癖のある魔法詠唱者で、突き出したような鷲鼻、げっそりした頬、暑くて汗だらだらのくせに変なポリシーで脱がない黒いローブが特徴です。

 

魔法探知(ディテクト・マジック)

 

そして、エンリが腰のあたりに隠し持っているマジックアイテムに気付きます。

 

な、なんだ、これは? 強大などという言葉では収まらんほどの並々ならぬ力・・・・・・ありえん! これはいったいなんだぁあ!?

 

ゴブリンの大群を召喚するだけでなく金貨数千枚にも相当するマジックアイテムを、一介の村娘を自称するエンリが持っているのはあまりにもおかしい。

アインズの名前を出すものの、まだこの時アインズは表舞台に出てきていないので兵士や「あいつ」は知らず、まったく信じてもらえません。

 

村に来てくれたガゼフなら証明してくれるとも言いますが、王都にいる戦士長と連絡を取るなど無理なはなしなので、エンリの疑惑はますます固まっていきます。

 

しかしエンリがこんなアイテムを巧妙に隠そうとせず、異常に慌ててもいることから、エンリも兵士たちも「あいつ」も、どうすればいいかわからず困ってしまいます。

 

そしてその後、偶然モモンがきてエンリを助けてくれます。

そしてこれは同時に、ルプスレギナの災難ナーベラルのちょっと嬉しい出来事にもつながっていきます。