冬眠

どうもこんにちは、あきもぐです。

あなたはホラー映画のエイリアンシリーズをみたことはあるでしょうか?

他にも、「クチダケ」というホラーゲームもあります。

 

こういった宇宙を舞台とした作品では、長い宇宙飛行を生き抜くために人工冬眠の装置を使う描写なんかがあります。

人工冬眠

しかし残念ながら、この「人工冬眠」はまだSFの話で、実用化からは程遠いところにあるのが事実でした。

 

しかしながら近々、この冬眠技術が現実のものになる可能性が大きくなってきています。

そこで今回は冬眠に関する研究と雑学、方法についてみていきたいと思います。

では、見出しからどうぞ。

冬眠ってそもそも何?

「冬」という漢字が紛れ込んでいるように、冬眠とは冬に眠ることです。

冬はエサが手に入りにくくなる時期なので、眠ってエネルギーの消費を抑えることで越冬するのですね。

 

昆虫やリス、カメ、ヘビ、クマなど、多くの生き物が冬眠をします。

その間、体温は外気温に応じて下がり、

呼吸数や心拍数も減り、

まったく排泄しないか、1~2週間ほどで排泄に起きてまた眠る生き物もいます。

 

基本的に、全ての活動を極限まで抑えることでエネルギーの消費を抑えて冬を越すのですね。

 

冬眠は人はできる?

残念ながら人間にはできません。

 

恒温動物は体温の維持にはエネルギーが必要です。

しかし冬眠すればもちろん体温は下がり、寝ているので栄養も補給できません。

しかも人の場合、体温が20度を下回ると心臓が止まってしまいます。

 

もともと、残念かもしれませんが人間には冬眠するための機能が備わっていないのですね。

(他の冬眠する生き物は5度くらいまで体温が下がります)

 

冬眠に近い状態になった人はいないの?

雪山では「寝れば死ぬ」なんて言ったりもしますよね。

冬眠でなくても、人は眠ると体温が下がります。

そしてそんな時に雪山にいればますます体温は下がっていくので、最終的に凍死してしまう・・・ということになります。

 

しかし、たまに「冬眠に近い」症状になる人もいます。

 

主に雪山で身動きが取れなくなった後、数日から数か月にわたって発見されなかった人が、救助後に後遺症もなく回復するという事例が多々あります。

またスキューバダイビングでも、寒冷地で溺れてずっと水中の中にいた人が、回収後に人工呼吸をしたら助かった……という事例がいくつかあります。

また、寒さとは関係ありませんが、スカイダイビングでもダイブ中に気を失って高度からパラシュートなしで地面に激突した人が助かるという事例もいくつか報告されています。

 

気を失って身体機能が極限まで下がった方が、意外と生き残りやすいのかもしれませんね。

コールドスリープの研究

「エイリアン」でもほかの宇宙モノでも、コールドスリープがよく使われます。

人工冬眠

何らかの方法を使って人を冬眠のような状態にすることで、大幅なコストカットを狙うのですね。

 

筋力維持のための設備や飲食の必要がなくなれば、莫大なお金が浮くことになります。

特に火星は片道180日ほどかかるそうなので、その間にかかる費用はすさまじいものになるでしょう。

 

コールドスリープの方法➀ 鼻から冷気を入れる

人は体温が30度を下回ると自分で体温を調節することができなくなり、命が危険にさらされます。

そして20度を下回れば心臓などの重要な臓器が停止し死亡・・・・・・ということになりかねません。

 

雪山で凍える人のほとんどが強烈な寒さにものすごいスピードでやられていってしまいます。

 

なのでこの方法では6事案ほどかけてゆっくりと体内から体温を低くさせていくことで組織の破壊を防ぎ、コールドスリープ状態までもっていくのですね。

 

コールドスリープの方法⓶薬を摂取させる

現在、ロシアのプロジェクト集団「Russian Foundation for Advanced Research Projects in the Defense industry」が進めている研究がこれです。

 

これを摂取させることですでに実験動物に冬眠状態に移らせることができており、この状態は通常、薬の効果が切れてから10~24時間ほどで元の活発な状態に戻るそうです。

 

もしこれが実現すれば、方法➀と比べて必要なのが薬だけとなり非常にコストカットに寄与してくれそうです。

どうなるかが楽しみですね。

コールドスリープをする人

コールドスリープ状態の技術を確立すれば、コスト面でも精神面でも遠い星への探索が簡易化されることになります。

 

また、現在すでに医療の現場では緊急治療として患者をコールドスリープ状態にして亡くなってしまわないようにする、ということが行われているところもあります。

 

ただそれでも、2014年時点では最長が14日程度しかなく、星から星への移動の間に使うにはまだまだ不十分な感が否めないものです。

 

これからどうなっていくか、おそらく私たちが生きているころには難しいのではないかという声もありますが、楽しみに見ていきたいですね。

 

また、ディズニーの生みの親であるウォルトディズニーは死を恐れ、いずれ復活するために敢えて死ぬ前にコールド状態に入った、といううわさもあります。

 

あくまで噂なので真偽はわかりませんが、もし本当であり、叶えば、惑星間の移動ということだけでなく不死という人間の欲求も叶うかもしれませんね。

 

寒いのは嫌だという人も多いですが、寒さがこれからの技術革新を担っていく可能性は非常に大きいといえるでしょう。

冬眠の凄さを知り、私たちも寿命が来る頃に行けるようになっているかもしれない宇宙旅行に思いを馳せて今日を生きていきましょう。