楽しめない人

人生を楽しめないのにはいろいろな理由があります。

 

僕もそうでした。

 

僕の場合、その理由は毒親の存在です。

 

結果、趣味がほとんどなく、あったとしてもそれをしているときに心の底から楽しいとは思えず、いつも辛いという気持ちのほうが先行していました。

 

こういった気持ちは、親とのかかわりの中で生まれる「認知モデル」というものが深くかかわってきます。

 

なのでもしあなたも同じであれば、この記事が少しは楽しい人生を取り戻すための手助けになるかもしれません。

 

生まれてきた以上、その人には楽しむ権利があります。

それを取り戻していけるといいですね。

 

毒親の影響とは

毒親と毒親育ちの特徴

「毒親」の悪影響はこの画像のようなものですが、その中でも「楽しめなくなる」、「自分の感情がわからなくなる」ということについてみていきたいと思います。

 

自分の感情がわからなくなる(楽しめない)

「毒親育ち」の人の場合、昔から自分の本音を抑圧して生きてきているという事実があります。

 

例えば、親に否定され続けたり、すべて親に管理されて育った人の場合、いつからか「自分の意見を持っても無駄だし自分の意見になど価値はない」と感じるようになり、それが普通になるので自分の感情はわからなくなります。

 

その場合、趣味もなくなり、「無趣味の人間なのだろう」、「私は生まれつき何もない人間なのだ」と考えるようになります。

 

かろうじて見つけた趣味をしている時ですら「本当に楽しいのかわからない」と感じるようになり、心の中にあるのは原因のわからない怒りや不安感、絶望感、虚無感なのです。

 

自分の親が「毒親」だったと理解しており、それに対して恨みを抱いているという場合もあります。

しかしそれを理解していたところで、結局不幸なのは変わりません。

 

人生を楽しめない理由

人生を楽しいと思えない人は不幸です。

これは誰にでもわかることですし、自分がそうである場合、惨めな気持ちになると思います。

 

「幸福な人生」は細かくいってしまえば人によって違いますが、大まかに言ってしまえばみな同じです。

 

それは、「自尊心を持ったうえで、自分が生まれてきた理由を理解しておりそのための行動をできている」という状態です。

 

「毒親育ち」で自分の感情がわからなかったり、何も楽しむことができないという場合、自尊心もありませんし、自分が生まれてきた理由もわかりません。

次第に、「生まれてきたくなんかなかった」と思うようになります。

 

 

つまり、幸福な人生を手にするには、「自尊心」を取り戻し、「自分が生まれてきた理由」も知る必要があるのです。

 

自尊心と自信との違いと、持つ方法とは?低下した自尊心を高めよう

 

認知モデルとは

認知モデル

これは「認知モデル」というもので、人がある事象に対して反応をするプロセスを表した図です。

 

「毒親」に育てられて自尊心が極端に低い人の場合、すべてにおいてネガティブな感情を引き起こし、それによって次の行動もネガティブなものになります。

 

対して、普通の親に当たることができ健全な自尊心を育ませてもらうことができた人は、そのようなネガティブな反応はしません。

 

では、「毒親育ち」と「普通の人」との違いは何なのでしょう?それを「スキーマ」というもので考えます。

 

スキーマの生まれ方

「スキーマ」というのは、「絶対的な信念、信条、固定観念」のことです。

 

人は「毒親」や「ブラック企業」などで強いストレスを与えられ続けると、自分自身の存在、自分自身の信念が希薄になります。

 

そこに毒親やブラック上司から「お前はダメなやつだ」、「お前は価値がない」といった考えを植え付けられるため、それがスキーマとなってその人を縛り上げるようになってしまうのです。

 

「毒親」や「ブラック企業」のことはときどき「洗脳」という言葉で言い表されますが、それはまさしく正しいのです。

(参考記事:人の世界のでき方

 

 

「自分はもともと何もない」、「何も楽しいと思えない」という心理は、まさしく「毒親」や「ブラック企業」によって植え付けられてしまった洗脳です。

 

そして、幼少期に「毒親」の影響でこの悪いスキーマができてしまうことが、「育ちの傷」です。

 

治す方法

「毒親」や「ブラック企業」によって植え付けられた固定観念は、治さなければそのままその人を底辺でくすぶらせるほど強力なものです。

 

しかし、スキーマや自尊心のなさは心理的な治療によって回復させることができます。

 

それには自己流で自己分析などをし、自分に間違ったスキーマを作らせようと(保たせようと)してくる環境と縁を切ることが重要ですが、やはり自己流であるとやり方も分からず、途中で挫折してしまうものです。

 

なのでどうしても本気で自分を変えたい場合、もはや心理カウンセラーなどに助けを求めるしかありません。

 

間違ったスキーマは、自分を見つめなおし、自分をさらけ出す訓練などをしていくことで破壊することができ、これを「認知再構成法」といいます。

 

ただし、その過程では様々な邪魔が入ります。一度作り出されたスキーマを治すのは一日でできることではなく、様々な邪魔も入ります。

 

そういった邪魔を振り払い、自分の幸せな人生を取り戻していくのには、時には「毒親」と完全な絶縁をするくらいの覚悟を伴うものです。(人によってはそこまでしなくてもよいこともありますが)

 

自分の人生を変えたいという場合、ぜひ心理カウンセリングなどを受けるといいでしょう。

 

まとめ

ではここまでありがとうございました。

 

「毒親」や「ブラック企業」は、その人に間違ったスキーマを植え付けます。これが「洗脳」です。

 

その「洗脳」に包まれたままではその人は不幸なままで、最後は悲しく死んでいくことになるのがほとんどです。

 

そんな人生から脱却するためにも、まずは最初の一歩として受診してみるといいでしょう。

 

(ただし、かかりつけ医や町のお医者さんにいる先生は、たとえ精神科医であっても専門ではないことがあります。ネットで専門家などを探してコンタクトを取ってみるのをお勧めします)

 

僕は、いずれ井上秀人さんや大嶋信頼さん、もしくは藤木美奈子さんに助けを求めたいと思っています。