借金をした理由

オーバーロード3期では借金取りが出てきます。

 

フォーサイトのメンバー「アルシェ」がそのターゲットです。

 

しかし実のところのターゲットはアルシェの父親のほうで、彼女は親に迷惑をかけられているだけです。

 

もともとアルシェの家は帝国の貴族だったのですが、鮮血帝ジルクニフの「無能な貴族はいらない」という方針のせいで貴族位を剥奪されてしまいます。

 

しかし親はそれを認められず、貴族的な生活を続けたことで困窮し、莫大な借金を抱え込むことになってしまいます。

 

借金取りの男

小説でも名前すら出てこない程度の男ですが、普通のモブよりかは役目は与えられています。

 

彼はアルシェに催促をするためにイミーナに居場所をしつこく尋ねますが、ヘッケランとイミーナに脅されてすごすごと去ります。

フルトんちの娘に伝えておけよ! 期限は来てるんだからってな!

 

ここまで見るとただの悪徳な輩ですが、実は意外といいやつです。

アルシェの父親との会話

ワーカーチーム「フォーサイト」の壊滅後、それを知らずに借金取りの男とアルシェの父親とがあって話をします。

(参考:フォーサイトの最期)

 

「・・・・・・ところで娘さんは元気ですかね?」

「うん?」

男はこの家には娘が3人いることを思い出し付け加える。

「アルシェさんです」

「ああ、アルシェか。今、稼ぎに行ってるよ」

「・・・・・・そうですか」

娘が働きに行っている間、お前は何をしているんだ?

男はそんな風に思うのと同時に、瞳の奥に宿る軽蔑の色をうまく隠す。

このような父親を持ったあの少女に哀れみの気持ちが浮かぶ。

男だって鬼ではないのだ。

 

また、父親がフォーサイトの仲間を「品性下劣」というのと反対に、脅されて追い返されたことがある男ですらその意見には否定的な感情を抱くようです。

 

こう考えると、男は高金利貸しの借金取りではありますが、アルシェの父親よりはまともで善良な人であるような気がしてきますね。