カニとは

どうもこんにちは、あきもぐです。

 

あなたはカニと聞いて、どんな姿を真っ先に想像するでしょうか?

世界最大のタカアシガニですか?

タカアシガニ

それとも名前は面白いけど食べたら毒で文字通り命を滑らせるスベスベマンジュウガニなんかもいいかもしれません。

スベスベマンジュウガニ

はたまた、哀れすでに盛り付けられてしまった姿を思い浮かべるかもしれません。

カニ

 

カニとは、カニ下目に属する甲殻類のことをさします。

特徴のハサミは誰もが知っているもので、ハサミを振り上げて威嚇するカニの写真なんかを見たこともあるのではないでしょうか。

 

あれ、実際に対面するとなかなか手が出しづらくなります。

というか私は子供の頃にかカニを触って挟まれ大泣きしたことがあります(笑)

けっこう痛いのでわざわざ試そうとしなくても良いですね。

 

 

でなのですが、カニとはそういった甲殻類の総称として使われる言葉です。

あくまで総称なので、世界には海だけでなく川や陸上での生活に適応した種類もいます。

 

 

例外はあれど、足は体の両側に5本ずつの計10本。

うち1本ずつははさみとして外敵と戦ったりエサを食べたりするのに使用されます。

 

今回はそんなカニの中でも、特にごついハサミとファイティングスピリットを持ったカニを見ていきましょう。

 

サンゴとオニヒトデ

サンゴ

サンゴ

とオニヒトデ

オニヒトデ

この両者の関係はすでにご存知かもしれません。

 

オニヒトデは主に 南西諸島 に生息するヒトデで、刺されると アナフィラキシーショック を起こして死に至ることもある猛毒の持ち主です。

 

オニヒトデはサンゴを食べるヒトデで、ときには大量発生して周囲のサンゴを壊滅させてしまうことがあります。

そうなると美しい景観は損なわれ、魚も減るので漁業関係者やダイビングショップにとっては目の敵なのですね。

しかも人間にとっても非常に危険です。

 

そこで、沖縄の関係者は定期的にオニヒトデを駆除する催しを開きます。

オニヒトデは酢酸を注射すると数日後には全身がドロドロに溶けて死ぬので、それでサンゴを守るのですね。

以前はオニヒトデを水揚げして陸上でばらしていたのですが、コストがかかりすぎるため注射をするようになったのだとか。

酢酸で駆除されるオニヒトデ

 

しかし酢酸の注射器もやはり注射器です。

リーチは短いので、ある一定のリスクはダイバーに付きまといます。

 

そこで、これから紹介するサンゴガニさんの登場なのですね!

 

サンゴのボディガード生物

sp(security police)というと、公人や要人にしか縁のないことと考えられがちです。

最近は芸能界や財界の人、暴力団と法的に(裁判の証人など)関わった一般人もボディガードをつけられるなど、その需要は伸びてきてはいますが、やはり認知度としては高くないのではないでしょうか。

 

しかし海のサンゴは、私たちよりもハイクオリティのボディガードに守られています。

それがお待たせしましたサンゴガニなのですね。

サンゴガニ

 

小さな体のわりにごっついハサミだと思います。

 

このサンゴガニは普段、生きているサンゴの隙間で暮らしています。

 

死んでいるサンゴには住まないので、なにか宿主からメリットを受けているのでしょうが、それはいまいちよくわかっていません。

また、カツオノエボシやエボシダイのように互いに殺し合うこともある関係とは違い、サンゴガニがサンゴに対して害を与えるといったこともあまりないようです。(ないわけではない?)

 

サンゴガニにとって生きたサンゴはなくてはならない存在のため、その住居を破壊しようとしてオニヒトデがやってきたら猛攻をかけるのですね。

1.5cmほどの小さなカニが、15cm~30cmもある巨大なオニヒトデに果敢に立ち向かうのです。

 

オニヒトデがサンゴに近づくと、サンゴガニが飛び出してきてオニヒトデの 管足(かんそく) や棘を片っ端から切っていくのですね。

 

さすがのオニヒトデも、丸刈りにされたら自分の生命にかかわるので逃げていくことになります。

 

こうして、サンゴガニは無事に住居を守ることができるのですね。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

オニヒトデ→サンゴに攻撃

サンゴガニ→オニヒトデに猛攻

 

といった形でサンゴは守られていきます。

 

人の世、特に日本なんかでは正規のボディガードも、できるのは相手の制圧や退避のみで、手錠をかけたり安全のために積極的に殺しにいくことは許されていません。

 

しかし海は弱肉強食の世界。やらなければこっちがやられてしまいます。

 

サンゴガニの、体のサイズに見合わない見事な戦いぶりも、そういったところからきているのでしょう。

 

もしあなたが沖縄などにダイビングに行ってオニヒトデを見たら、絶対に触れないようにするのはもちろんですが、この小さなファイターが大立ち回りを演じているのを探してみるのもいいかもしれません。

 

それでは、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。