残念ながら日本では災害が多いですよね。

 

最近ではメールやチャット、電話で済ます人もいますが、お仕事相手や遠方の親せきなどに対しては、まだまだお手紙で災害見舞を送ることもあります。

 

今回はその際に使える、人や物の呼び方、そして忌み言葉と慰め方をまとめてみました。

 

 

人の呼び方

相手をどう呼ぶかは、その人との関係性にも大きくゆだねられます。

たとえば親しい相手に『貴殿は~~~』などと使っては固すぎますよね。

 

色々な呼び方があるので、見舞い状を書くときにもどれが適しているか考えてみてください。

 

  • あなた→ あなた様/貴兄/貴殿/○○さん(様)
  • 家族 → ご家族(様)/皆様/皆々様/ご一同様
  • 夫  → ご主人様/ご夫君/だんなさま
  • 妻  → 奥様/奥方(様)/ご令室様
  • 子供 → お子様(がた)/お子さん
  • 息子 → ご子息様/ご令息様/○○様
  • 娘  → お嬢様/ご令嬢様/○○様
  • 父親 → お父様/お父上様/ご尊父様
  • 母親 → お母様/お母上様/お母君
  • 両親 → ご両親様/お二方様
  • 祖父母 → お祖父(祖母)様/おじいさま/おばあさま
  • 兄  → お兄様/お兄上様/ご令兄様
  • 姉  → お姉様/お姉上様/ご令姉様
  • 弟  → 弟さん/弟君/ご令弟様
  • 妹  → 妹君/ご令妹様
  • おじ → 伯父様/叔父様/○○おじさま
  • おば → 伯母様/叔母様○○おばさま
  • 甥  → 甥御様/御令婿様/○○様
  • 姪  → 姪御様/ご冷姪様/○○様

 

相手の夫の父親を呼ぶときは『お舅様』、相手の妻の父親を呼ぶときは『ご外夫様』。

 

また、相手の夫の母親を呼ぶときは『お姑様』、相手の妻の母親を呼ぶときは『ご外母様』です。

 

これらはあまり馴染みのないものですが、だからこそ、仕事相手などお堅い関係の相手に見舞い状を出すときは使える言葉です。

 

 

 

また、おじとおばには二つの感じがありますが、『伯父(伯母)』は兄や姉のことを指し、『叔父(叔母)』は弟や妹のことを指します。

 

物の呼び方

  • 手紙 → お手紙/ご書状/ご書面/ご書簡/貴信/貴書
  • 会社・店 → 貴社/貴支店/貴店
  • 品物 → ご厚志/佳品/ご高配/ご芳志
  • 名前 → お名前/ご芳名/ご尊名
  • 住所 → ご住所/御地/貴地

 

 

 

慰め方

災害見舞は、災害が起こってからなるべく早く出すのがマナーです。

 

しかし何らかの理由で遅れてしまい、被害の程度がある程度わかってから書くときは、次の3点を入れるようにします。

 

  1. 慰め
  2. 励ましの言葉
  3. 光明を強調

 

代表的な例文を挙げます。

 

  • 『謹んでお見舞い申し上げます』
  • 『一日でも早い復興をお祈り申し上げます』
  • 『ご家族の皆様にお障りがないことがせめてもの救いでした』

 

『不幸中の幸い』が使えるときと使えないとき

過去に起こった大災害と比較して『東日本大震災と違って津波が来るほどではなかったのが唯一の救いでした』などと書くのは厳禁です。

 

また、より大きな被害を受けた人たちを引き合いに出して相手の無事を喜ぶのもしてはいけません。

 

例えば、『海に流されてしまった車も多いなか、○○さんが無事だったのは不幸中の幸いでした』などです。

 

逆に、引き合いにさえ出さなければ、犠牲者がごくごく少ない災害の場合は『不幸中の幸い』などの言葉を使っても問題はありません。

 

忌み言葉

見舞い状を書くときは、『死』や『苦しみ』、『ネガティブ』、『続くこと』を連想させる言葉が忌み言葉となります。

 

  • 苦しい
  • 落ちる
  • 長い
  • 再び
  • 続いて
  • 生存
  • ご遺族
  • 存命中
  • しばしば
  • くれぐれも