(ネタバレを含むのでご注意ください)

死霊館のシスター

「死霊館のシスター」は、「死霊館」シリーズの第3作目ですが、1作目や2作目よりまえのはなしを描いています。

 

また、地獄の侯爵である悪魔、「ヴァラク」に焦点を当てた作品にもなっており、キービジュアルも、ヴァラクと普通のシスターが描かれていました。

 

 

では、今回の「死霊館のシスター」も、本当にあったはなしを元ネタにしているのでしょうか?

 

  1. 実話
  2. 現実におけるヴァラクの立ち位置

 

これら2つについて語っていくのでゆっくりしていってください♪

 

それにしてもヴァラク様かっこいい!召喚してしまいたいくらいですな!!(*^▽^*)

 

死霊館のシスターは実話か?

結論から言ってしまうと、元ネタとなった実話は存在しません!

 

1作目や2作目は元ネタとなった怪奇事件がありますが、今回はそういうのはなし。

 

 

死霊館シリーズは、1作目も2作目も、現実にあった心霊事件が元ネタとしてつくられてきました。

 

1作目「死霊館」
・女性がわが子を悪魔へのいけにえにしてから自殺した
・そのあとにその土地で起こり続ける怪奇現象

映画では、これによって悪魔が寄り付いてしまったということになっています。

 

2作目「死霊館 エンフィールド事件」
・史上最長の怪奇現象(2年)

 

そして、主役として活躍するウォーレン夫婦も、実際に悪魔研究家であり霊能力者であり、1作目を含む様々な心霊現象に関わってきた人たちです。

 

 

しかし物語が進んできたため、フィクションの部分も必要となり、本作「死霊館のシスター」に関してはそれらしい実話はないようです。

 

ヴァラクとは

ヴァラクは神を冒涜する地獄の侯爵であり、ウォーレン夫婦でも一人では太刀打ちできないと明言されているほどの強大な悪魔です。

 

ただし、「名前を知られると支配される」という残念な性質も持っており、しかもロレインに名前を聞かれた時に律儀に(言葉ではないものの)教えるという、悪魔っぽくない一面も持っています。

 

 

また、ここらへんが面白いなと思うのですが、「地獄」というと、日本では「生前に悪いことをした人が死後に落ちて償う場所」であると考えられているため、そこにいる悪魔なら、生きている人間に危害を加えるのはおかしいのでは? という気持ちにもなってしまいます。

 

もちろん、作っているのはキリスト教圏内の人々なので、また別の地獄観があるのでしょうが、なんとも面白いと思います。

 

現実でのヴァラク

ヴァラクは悪魔学における悪魔の一人です。

 

ちゃんとは調べていませんが、こんな感じの名前のキャラクターが遊戯王にもいたようないなかったような・・・。

 

悪魔だったんですね・・・。

 

 

でなのですが、ヴァラクは、悪魔の性質や使役の仕方を書いた本である「ゴエティア」において、30または38の軍団を率いる、序列62番目の大総裁であるとされています。

 

また、姿は(召喚された時の場合ですが)頭が二つあるドラゴンにまたがった、天使の翼をもつ少年の姿で現れるとされています。

ヴァラク

死霊館シリーズではシスターの姿をしているため、まったく違った存在として描かれているようです。

 

実際にシスターが関連した事件はある?

シスターが関連した事件で調べていくと、ほとんどは性的な事件ばかりです。

 

なのでやはり、死霊館のオカルトチックな題材とは結びつきがなさそうに思います。

 

しかしその中でも、特に衝撃的なものがあったのでご紹介しておきます。

 

シスター・ヴィルジーニャという17世紀初頭の尼僧は、オシオという貴族と他の尼僧、神父さえも巻き込んで夜な夜な乱交を繰り広げます。

 

それに嫌悪感や罪悪感を抱いた若い尼僧が、司教に打ち明けるといいますが、その前にオシオに撲殺され、目撃していた男性も、それをネタにゆすりをしたために口封じとして殺害されてしまいます。

 

 

結局、二人のための避妊薬を作っていた薬剤師の密告によって二人は逮捕されますが、オシオは脱獄して薬剤師を刺殺し、ヴィルジーニャに匿ってもらいます。

 

その後、ヴィルジーニャは逮捕され、死ぬまで一生狭い独房から出られないという完全な終身刑を言い渡されます。

 

そしてオシオは逃げたために同時期の逮捕は免れたものの、1年後に逮捕されて斬首されています。

 

 

尼僧としての得ある人生を大きく踏み外したヴィルジーニャは監獄で、晩年の麻原彰晃のように排泄物を垂れ流し、とてつもない不潔な状態で生きながらえますが、投獄から14年後の1622年に枢機卿の恩赦を受けて出てくることができました。

 

その時はがりがりにやせ細り、歯はすべて抜け、不衛生で、今にも死にそうな風貌という、おそらく映画のヴァラク以上に恐ろしい風貌だったといいます。

 

しかしその後、彼女は約30年も生き、若い尼僧が性の誘惑に負けないようにするための伝書も書いたとのことです。

 

まとめ(他作品の実話は?)

いかがでしたでしょうか。

 

死霊館のシスターに関しては、とくに元ネタとなるような実話はありませんでした。

 

ただしほかのスピンオフ作品(アナベルなど)には、元ネタとなる実話が存在しています。

 

それに関しても別の記事でご紹介しているので、よろしければご覧ください♪

「アナベル」シリーズのネタバレ一覧!人形、悪魔の実話とは

 

また、ヴァラクは現実では、地獄において上から数えたほうが早いほど地位の高い大総裁です。

 

やはり地獄の侯爵であり、30~38の軍団を率いており、蛇どもの首領です。

 

なぜヘビ?と思われるかもしれませんが、悪魔学では蛇を「人間の敵」として捉えています。

 

これは、「蛇が、人間を含む哺乳類が本能的に恐怖する存在」とされているためだと思われますが、そんなことから、ヴァラクは作中でも蛇の姿を見せることがあります。

 

 

では、ここまでありがとうございました。

 

今後ますます加速していく死霊館ユニバースを堪能していきましょう♪

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