どうもこんにちは、あきもぐです。

今回はミジンコについてです。

ミジンコ

この子ですね。

小学校や中学校の理科の実験で使ったこともあるのではないでしょうか?

 

エサや天敵、繁殖の方法が面白かったのでご紹介していきます。

 

では、見出しからどうぞ。

 

ミジンコの天敵と威嚇方法は?

どんな生き物にだって天敵はいますよね。

たまたま生きている環境下に天敵がいないという理由で繁栄している生物もいますが、DNAには肉食動物への恐怖心が刻み込まれているため万が一あったら逃げます。

 

逃げるのですが、中には遅すぎて逃げられないのもいますよね。

なので貝は口を勢いよく閉じてジェット噴射のようにヒトデから逃げたりします。

泳ぎが得意でないタコはジェット噴射&タコ墨で姿をくらませようとします。

 

 

しかしそれに対してミジンコは、遅すぎてそういったことすらできません。

 

ではどうするのでしょう?

 

じつはミジンコ、蚊の幼虫であるフカサ幼虫が天敵です。

フカサ幼虫とミジンコ

(左がミジンコ、右がフカサ幼虫)

 

フカサ幼虫に出くわしてしまった時、ミジンコはなぜか頭を尖らせようとします。

しかしそれには一日かかり、ほとんどはとがりきる前に食べられてしまいます。

 

そして尖りきったとしても、じつはまったくの無意味です。

ただ単にほかの尖れなかったミジンコと同じように食べられてしまうのですね。

 

一日もかけてこれではミジンコも浮かばれませんが、いったい何なんでしょうか。

その一日を少しでも遠くに逃げる時間に費やせなかったのでしょうか。

謎は深まるばかりです。

ミジンコのエサと繁殖方法

損なミジンコですが、もちろん食べるときは食べます。捕食します。

 

相手は池沼の水底に住んでいるプランクトンです。

 

じつはこのプランクトン、ミジンコの繁殖に大きくかかわってきます。

 

 

あなたはフェミニズムと聞いて、その意味を瞬時に理解できるでしょうか?

女性解放

女性解放運動ですね。

 

世は18世紀。フランス革命によりフランス人権宣言が誕生した際、その権利が男性にしか認められていなかったことから女性たちが立ち上がり、女性解放運動が始まりました。(写真はロンドンですが)
これが、人の世での最初の活動といわれています。

 

で、それがミジンコと何の関係があるのかということなんですが、

 

ミジンコのメスは、基本的にメスしか生みません。
メスが生むのは、育房のなかで生殖細胞が分裂して出来上がった、自分のクローンなのですね。

役立たずで、常に偉そうで、そのくせ他のメスと子供をこしらえてくるオスなどいらないのです。

しかし、ミジンコ(メス)たちにとっても辛いですが物事はそうそううまくいくものではありません。

秋になると、池の表層の水温が下がります。この時、池の水底のほうが温かくなり、対流現象といって水底の水が表層のほうに来ます。
すると、もともと栄養豊富な水底にいたプランクトンは太陽の光を浴びることができ爆発的に増殖します。
それに伴いそれらをエサとするミジンコも爆発的に増えるのですが、その分メスたちが垂れ流しにするフンも膨大な量になり、その毒性によって植物プランクトンが大量に減ります。
するとエサがいなくなるわけですから、ミジンコたちにとっても危機ですよね。

なのでメスたちはここでようやく、必要になったのでオスたちを産み始めます。

そのオスたちとの間にできるのはやはりメスですが、オスの存在により遺伝子情報は違ったものになり、しかも卵を1~2個抱えています。
その卵を抱えてメスは死にますが、耐久卵とよばれるそれは温かい春まで泥を布団代わりにして眠り続け、新たな自由な女性たちが生まれていくというわけですね。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

ミジンコはオスを排斥し、メスだけでのびのびとプランクトンを食べながら暮らしています。

少なくない数の女性がこの点でミジンコをうらやむかもしれません。

天敵を前にすると謎な行為に突っ走るミジンコですが、この点に関してはある意味天才的な進化ですね。

 

ではここまでありがとうございました。

また別の記事でお会いしましょう!