(未放送の部分までネタバレしていくのでご注意ください。)

 

オーバーロード3期ではアインズはもちろんですがエンリやジルクニフが活躍します。

今回はこの3人の統治者の悩みの種について見ていってみましょう。

 

エンリとアインズの共通点 急にリーダー化

 

 

エンリは第1期でバハルス帝国風の格好をした騎士たちに村を襲われ、両親を亡くします。

 

じつはそれはスレイン法国の工作だったのですが、エンリはそれには気づかず「ゴウン様がくれた角笛で出てきたゴブリンたちのほうが人間の騎士よりも信頼できる」としてゴブリンたちと良い関係を築いていきます。

 

 

しかし3期分(8巻目)では、ゴブリンたちを召喚した張本人であること、ゴブリンたちを唯一名前で呼んでいること、精力的に村の復興のために行動をしていること、若いこと

などを鑑みて、村長に村長を引き継いでほしいと言われてしまい動揺します。

 

他の村人やンフィーレア、そしてゴブリンたちにも太鼓判を押されてしまい、当初はただの村娘の自分にできるわけがないとして尻込みしたエンリも、最終的にルプスレギナの助言を受けて決心します。

 

この、ただの一般人がいきなりグループのリーダーに立てられて胃を痛くするというのがエンリとアインズの共通点です。

 

もうさ、世界中で私だけなんじゃないの? いきなり崇められてすごく偉い振りしなきゃいけなあったり、言ったこともないところに行かされて、やったこともない仕事をいくつもやらなきゃいけないなんて

 

エンリとアインズの共通点 部下が極端

2人の共通点の二つ目は、部下の異常な献身です。

 

エンリが呼び出したゴブリンたちは、もしエンリが村長でなく、かつ村がさばききれないほどの戦力に襲われた場合、ゴブリンたちの戦力が減る前にエンリ一人を攫って逃げると明言しています。

(エンリの婿候補としてゴブリンたちに合格をもらっているンフィーレアは、あとで生きてついてきてほしいと言われている)

 

 

そしてアインズの場合、部下はアインズの命を守ることが至上の使命になっています。

 

12巻でアインズは聖王国の従者にこんな愚痴を漏らします。

私の部下は、なんというか、極端なんだ。もし人質として捕まったらどうするかと聞いた時、皆、私の迷惑にならないよう自害すると言う。私としては、助けに行くから待っていてほしいという思いなんだが (一部端折り、改編有)

 

アインズの部下たちも、一期から簡単に「御身のために死ぬ」といいますよね。

 

しかしそれは一般人であった鈴木悟には少し重いものであり、むしろ鈴木悟としては仲間が作ったNPCを失いたくないという気持ちが強いです。

 

 

ジルクニフとアインズの共通点

 

3期で「死にはしないけど一番頭を悩ませられる」哀れなキャラクターです。

 

数少ない信頼していた側近の裏切りによってナザリック勢につけこまれることとなってしまいます。

 

そしてその後、ナザリックを潜在的な人類の敵として弱点を探ったり他国と連携をとろうとしますが、すべてデミウルゴスの作戦(とおもにアインズの主人公補正)によって阻止され、戦争で黒き豊穣の貢を使ってもらうよう頼んだせいで自身の立場もまずいものになっていきます。

 

また、10巻ではとうとうスレイン法国の神官長たちと密会するチャンスを得ますが、ここでもアインズの偶然の行動(ジルクニフは嵌められたと勘違い)によって阻まれてしまいます。

 

 

結局、ジルニクフはアインズという、己を超える叡智を持つ化け物を相手にしなくてはならなくなり、心身ともに疲弊します。

 

それこそ、「今この世界で一番不幸なのが自分だと確信できる」というほどで、のちに完全に膝を折ることになります。

 

 

しかしそれはアインズも同じで、心の中では常にNPCたちからの期待に重圧を感じており、帝国編でも大いに心身を悩ませます。

 

 

 

 

地頭はジルクニフが圧倒的に上なのですが、この世界ではなぜかアインズに都合の良いことがたくさん起こります。

もしかしたらそれも、突然の異世界行きと関係したものかもしれません。

しばらくかかるでしょうが、そこら辺の謎が明らかになっていくのが楽しみですね。

 

では、オーバーロードで支配者として頭を悩ませている3者に関してでした。