キロネックス

世界最強の毒クラゲ、キロネックス。

 

刺されれば最短1~5分でショックや溺れによって命を落とすことになるといわれる猛毒クラゲです。

 

主にオーストラリアにおり、過去数十年間でサメなど比でないくらいに犠牲者を増やし続けてきた張本人でもあります。

 

そんなキロネックスですが、日本にはいないのでしょうか?

また、ダイビング中に刺されてしまう危険性はないのでしょうか?

天敵はいないのでしょうか?そういったことについて調べてみました。

 

キロネックスの性能

(・_・D フムフム

 

・時速4ノットのスピード

・約3000億個の毒針

・目が24個ある

 

 

気持ちわる!!

 

 

4ノットは1秒間に2メートルも進めるそうで、めっちゃ速いですね(汗)

 

毒針が3000億個もありますが、このことからも、英語ではSea Wasp(海のスズメバチ)と言われるそうです。

 

極めつけは目ですよね。

地上で圧倒的に気持ち悪がられて駆除されているクモですら8つしか目がないのに、キロネックスは24個・・・。

想像しただけでぞっとします。

 

そういう目をしていると、視点ってどうなるんでしょうね?

 

24個の風景が見えているのだろうか・・・。

 

 

しかし、そんなにたくさんの目があっても、キロネックスに脳はないようです。

 

 

つまり、視覚情報から行動を決めることができない!?

 

 

え、いやしかし、そんなにたくさんの目があるのは天敵であるアカウミガメをいち早く発見して逃げるため、ってどこかに書いてあったんですが・・・。

どういうこと?

 

 

今はまだ多くがわかっていないキロネックスですが、そういったことも、今後の研究で面白い事実が明らかにされていくでしょう♬

 

川にも出る

ちょっと、最悪ですよね。

映画、「ジョーズ」の元ネタになったのは川で起こった連続のサメ襲撃事件ですが、キロネックスも川に出るそうで、事故例もあります。

 

ある家族は女児が被害に遭い、一命はとりとめたものの、生々しい傷跡が残ったのでした。

 

キロネックスによる被害の多いオーストラリアの海では、海の家や近くのコンビニなどで手軽に抗体を手に入れることができるようですが、川にいたってはそんなことは不可能・・・。

女児が助かったのは、適切な応急処置のおかげでした。

 

毒性と刺された時の対処法

キロネックスが恐れられるのは、その致死性もそうなのですが、「海」という、溺れる可能性がある場所だからです。

 

刺されればありえないほどの激痛に襲われ、そのままパニックになって溺れることがあります。

 

また、心臓や皮膚に対する強烈な毒なので、心臓麻痺が起こったりショック症状が起こったりして、短いと1分、長くても10分ほどで死に至る危険性もあるそうです。

 

なので、海外で刺されたらこうしましょう。

 

 

なんとかして陸までたどり着く

Sea Wasp!と叫んで理解してもらい、抗体を取りに行ってもらう

海水で患部を洗い、ピンセットなどで毒針を抜く

患部を冷やし、アルコールか酢に浸す

抗体を使う

病院に行き、医師の診療を受ける

 

 

オーストラリアなど、交通標識でキロネックスへの注意喚起が成されているところでは症状だけで理解してもらえるでしょうが、そうでない地域の場合、理解してもらわないとしょうがないため、なんとかしてキロネックスの仕業だと伝えましょう。

 

天敵(ウミガメ)

そんなキロネックスですが、ウミガメ、その中でもとくにアカウミガメには毒が効かず、むしゃむしゃと食べられてしまうのは有名です。

ウミガメ

甲羅のところ以外はそんなに固くなさそうなウミガメですが、触手ごとキロネックスを平気で食べてしまうのですから、まさに人類の味方という感じですね。

 

キロネックスに目があるのは、積極的に獲物である小魚を捕まえにいくためなのと、超積極的にアカウミガメを早期発見して逃げるためであるといわれています。

 

これからもこの可愛いファイターにはキロネックスを食べていってほしいですが、残念ながら人が海に捨てるビニール袋を誤飲して窒息してしまう個体が多く、今では絶滅危惧種です・・・。

 

海にごみは捨てない!

 

シャチ(戦ったら?)

シャチ

ふだん、シャチと出会うことはありません。

それにシャチのほうも、わざわざこんなたいして栄養にもならなそうなドククラゲを襲うことはありません。

 

ただ、もし襲うのであれば、シャチは賢いので触手を避けつつカサの部分を食いちぎって死に至らしめると予想されます。

 

シャチは毒に弱く、アカエイなどの毒で大人でも死んでしまうことが多いです。(毒針を避けつつ戦いますが、刺されてしまう個体もやはりいます)

 

なのでキロネックスも、もし刺されれば致命的なダメージを負うでしょう。

 

海の王者と名高いシャチですが、毒への耐性までは備えられていなかったのですね・・・。

 

ダイビングでは危険か

クラゲは、生き物の皮膚に接触して化学反応が起こらないかぎり毒針が発射されないという特性を持っているそうです。

 

これが、岩場にいるクラゲが毒を失っていなかったり、打ち上げられて砂まみれになっているカツオノエボシが毒を大量に残していることの理由です。

 

皮膚に当たると化学反応が起こり、触手細胞の内圧が150気圧にもなり、弾丸以上の速さで毒針が発射されるのだそうです。

 

 

自動の拳銃のようなものですね(汗)

 

 

ただ、その特性があるので、ウェットスーツやドライスーツを着てダイビングをしていれば、触手は発射されず無害なのだそうです。

 

ただし皮膚が露出しているところ(手や頭など)は刺されてしまうので、ダイビングをする際はグローブやフードを被った方がいいでしょう。

 

また、ダイビングでは浮上の際は上を向き、手を上に向けて障害物がないか確認しながら上がっていくように教わります。

日本ではほとんどだれも順守していませんが、キロネックスがいる海域ではこれをやらなければ致命的になるかもしれません。

 

また、パンストも貫通しないので、オーストラリアのライフセーバーは男女隔てなくパンスト着用のようです。

 

日本にいる?

オーストラリアと違い、海水浴場にまでキロネックスが出てくることはほぼありません。

 

ただ、温暖化の影響で近縁種である「イルカンジクラゲ」と同様、日本近海にて発見されることがあります。

 

 

このままのペースで行けば、この殺人クラゲが海水浴場にも現れ、防護ネットで対処するなどの対策をしなければいけなくなってしまうかもしれません。

 

また、キロネックスが出始めても、最初からオーストラリアのように海の家やコンビニで抗体が取り扱われることはないので、出たというニュースがあればしばらくは海に行かない方が安全かもしれません。

 

 

まとめ

では、ここまでありがとうございました。

キロネックスは日本の海水浴場にはまだおらず、ダイビングでも保護スーツを着用していれば刺される可能性を低減させることができます。

 

温かくなるからといって日本の海にまでくるなよと言いたいですが、いずれはいずれは来てしまいます。

 

そうなった時にはあまり海にはいかず、幾としても完全装備で行くのが望ましいでしょう。

飲んではいけませんが酢やアルコールをお忘れなく!