ネタバレ

不気味な場所

 

カナダのホラー番組を制作するチーム、「グレイヴエンカウンターズ」。

  • ランス(リーダー)
  • サシャ
  • マット
  • ヒューストン(霊能力者)
  • T.C

 

彼ら5人が制作している番組はすべてでっちあげのものの、とても評判は良く、今回も第6回目の放送で流す映像を撮るためにコリンウッド廃精神病院へとやってきます。

 

 

チーム:「この敷地内でおかしなことに出くわしたことはないか?」

庭師:「いいや?今日初めてだし」

チーム:「新人かよ。なんでもいいから怖い目に遭ったといってくれ」

 

はじめは拒む庭師ですが、現金20ドルの賄賂をもらって喜んで恐怖体験を語ります。

 

ランス:「院内だけでなく外にまで霊が出てきている。これはとんでもなく恐ろしいことだ」

ヒューストン:「中には数多くの霊や思念が渦巻いている。膨大だ」

 

 

でっちあげを楽しむ一向は、一夜を院内で過ごすことにします。

ムードを作るために正面玄関には鉄の鎖を巻いて出られなくし、管理人のケニーは帰ります。

 

ケニー:「明日の朝に迎えに来る」

ランス:「ああ。よろしく」

チームメンバー:「あぁ。楽しい」

 

 

何も起こるはずがないし、どうせ後で特殊効果を施してそれっぽく見せるから楽な仕事だ」

 

こう考えていた一行でした。

 

 

しかし・・・・・・

 

ネタバレ2

夜を迎え、一行は探索を続けます。

 

しかし次々に起こる怪現象。

サシャの髪が何者かによってなで上げられ、誰も触っていない扉が勢いよく開けられ、時折なにかが唸るような声が聞こえます。

 

そして極めつけは一行が寝ているときにいきなり倒れて割れるライト。

 

一行は本当にやばいところに来てしまったと気づき、わかれて暗視カメラを回収して脱出しようとします。

 

 

が、マット。

朝になるとなぜか開けられているという窓が開けられていることに気づきチームを呼ぼうとしますが、そのときに何者かの気配に気づき、近寄ってみますがそこで襲われて行方をくらましてしまいます。

 

ネタバレ3

マットが何者かに襲われていなくなったと気づいた一行は正面玄関の鎖をむりやり破壊して逃げることにします。

 

とくにサシャとT.Cはすっかりおびえてしまっており、脱出を半ば強引に決めます。

 

 

そして台で玄関に突っ込むこと数回。ようやく玄関が開け放たれチームは安心しかけますが・・・。

 

 

 

 

 

なんとその先には精神病院内が。

ありえないことですが非常避難通路も封鎖されてしまっており、完全にパニックになる一行。

 

なんとか脱出の糸口をつかむために探索を続けますが、そこでパッケージに書かれている顔面がブラックホールのような女に出くわし逃げます。

 

哀れなのはここでひとりだけはぐれてしまうヒューストン。

物語冒頭からエセ霊能力者としてふざけた態度をとっていた彼は姿の見えない何者かに胸ぐらをつかまれ、ついで背後で爆発が起こり10メートルほど吹っ飛ばされます。

 

 

ぐったりするヒューストン。なんとなくまだ生きていそうな気もしますが、そのあとは一切出てきていないのでここでゲームオーバーになったのでしょう。

 

 

そしてその後、一行はようやくマットを見つけます。

が、様子がおかしい。

「よくなったらお家に返してもらえるんだよ」と、まるで精神病を患っている患者のようなことをつぶやき続けるマット。

 

一行はマットが完全に狂ってしまったことに気づき、脱出を急ぎます。

 

 

ヒューストンがやられたことに気づいた一行は逃げますが、そのときに「バスタブで少女がリストカットをした」部屋にやってきてしまい。T.Cが血でいっぱいになったバスタブから出てきた手に引きずり込まれ、姿を消してしまいます。

 

その後、マットは化け物に襲われるランスとサシャを見て軽く笑ったあと、自ら梯子から飛び降りて息絶えます。

 

 

そして残ったのはチームリーダーのランスとサシャのみ。

 

極限状態にあってすっかり弱ってしまったサシャは確実にむしばまれ、何度も吐血します。

そして突然二人を覆い隠す霧。

それが晴れたときにはサシャの姿は跡形もなく消えてしまっており、ランスは意気消沈しながらも生き残るためにネズミを食べながらがむしゃらに歩き続けます。

 

 

そしてたどり着いたのは、とある精神医が使っていたという部屋。ロボトミー手術をふくむ数々の残虐な実験が行われた部屋で、ランスはその医師とナースたちに襲われます。

 

ランス:「やめろ!俺は狂ってない!俺は狂ってない!!ぎゃああああ!!」

 

 

そして画面は反転し、出てきたのは目の焦点が定まっていないランス。

ランス:「よくなったらお家に帰れるんだよ。ハハハ」

 

感想

いまさらながら見ました、グレイヴエンカウンターズ!

 

2011年とか2012年とかから、ツタヤでパッケージを見て気になっていたのですが怖くて敬遠していました(笑)

ただし最近はホラーが好きになってきたのでいざ挑戦。

 

 

ひとことでいうと、

だんだんグレードダウンしていく!!

 

 

グレイヴエンカウンターズの批評でよくみるのが、「前半が退屈すぎる」というもの。

まじで前半はほぼ何も起こらず、怖くなるのは半分過ぎるか過ぎないかくらいからです。それまではずっと平和。

 

しかしいったん異変が起こり始めると、予想の難しい怪奇現象がけっこう起こるのです。

ここがけっこう怖い。

 

しかしパッケージのブラックホール女が出てくるあたりから様子がおかしくなります。

 

だんだん簡単に予想のつくことしか起こらなくなっていく!

 

 

T.Cが引きずり込まれるのも、そのままいなくなってしまうのも、最後にランスが襲われるのも、ほとんどだれが見たところで予想がついてしまって怖さが半減するもの。

 

しかも途中に出てくるベロ無し男は、血とグロさと大声で怖がらしてくる始末。

いつからゾンビ映画になったんだグレイヴエンカウンターズ。

 

 

そのうえ出てくる怪物はほとんど顔がブラックホールみたいなやつで、なんとなく飽きます。

 

なんなら、最初の平和な時のほうが怖かったかもしれません。

 

 

ただし好きなところもあります。

それは、けっこう仲の良いチームメイトたち。

 

 

こういうホラー映画って、たいていはチームに一人だけ横暴なボスがいて、そいつがよけいに事態を悪化させてくれるもの。イライラして、早く死んでしまえと思うようなやつですね。

 

それがこの映画にはいません。

 

チームリーダー的なランスは最後まで仲間思い。

ホラー映画にありがちな「恐怖に陥った登場人物たちが本性を表して怒鳴りあう」こともほとんどなく、ランスは最後まで仲間たちを守ろうとします。

 

しかも向かってくるベロ無し男を食い止めるために自分から近づいていく。

 

「舐めるな」

こういいながら向かっていくランスには、ほかのホラー映画ではなかなかみられない男気を感じます。

 

ここが見ていて疲れさせず、大好きです。

 

 

また、グレイヴエンカウンターズは最後はバッドエンドでしたが、続編もあります。

 

それも見ましたが、なかなかに楽しめる内容でした。

グレイヴエンカウンターズは2011年と2012年に出て、3はそれ以降出ていません。

 

 

なのでもはや続編は期待できないのでしょうが、(特に最初のほうは)個人的にはホラー映画あるあるが少なくて楽しめる作品でした。3がでたらぜひ見たい!