暖かさ

暖かくなってきたときの、メールや手紙での時候の挨拶、結びの挨拶を調べてみました。

 

ビジネスでもプライベートでも、日本語でも英語でも、相手を気遣う言葉はたいせつです。

 

相手に気持ちの良い声をかけて、お互いに新春を気持ちよく過ごせるようにしていきましょう♪

 

 

暖かくなってきたときに出す手紙とは?

手紙

「季節ごとに出す手紙」というと、年賀状・寒中見舞い・余寒見舞い・暑中見舞い・残暑見舞い・喪中はがきなどがあります。

 

じつはほぼこれしかなく、「4~6月など、暖かくなってきたときに特別に出す手紙」というものはありません。あとは随時、お礼状や通知状、あいさつ状、またはそれ以外のビジネス文書などを書いていくことになります。

 

メールと手紙との書き方の違いは?

メールと手紙では、構成が大きく違います。

たとえば、「頭語」や「結語」はビジネス文書でしか使わず、ほかにも以下のような違いがあります。

 

手紙

  1. 頭語
  2. 時候の挨拶・安否伺い・日頃の感謝
  3. 起こし言葉(さて・このたびは)
  4. 本文
  5. 結びの言葉(今後もよろしく・先方の健康や隆盛を祈る)
  6. 結語
  7. 日付
  8. 署名
  9. 宛名
  10. 脇付

の順番。

(項目によって字を左、中央、右に配置する)

 

 

メール

メールの場合の要素です。

 

  1. 宛名
  2. 挨拶
  3. 名乗り
  4. 要旨(メールを送った目的・用件)
  5. 詳細(要旨に関する詳しい説明)
  6. 結びの挨拶
  7. 署名

(左にそろえて書き、字下げをしない)

訃報のメール

企業説明会の御礼メール

 

商談の御礼メール

 

時候の挨拶と結びの言葉のルール

時候の挨拶は以下のような手紙の場合は省きます。

 

  • すでに先方に内容が伝わっていたり急ぎの用事だったりして、頭語を「略啓」や「前略」などにしている場合
  • 訃報を知らせる手紙や見舞状の場合

 

また、意外と難しいのが、ビジネスかプライベートかで使う言葉を変えるという点です。

 

ビジネスでは漢字や難しい言葉が多い言い回しをしますが、それをプライベートでも使ってしまうとお堅くなりすぎてしまいます。

 

ビジネスの場合はともかく、プライベートであればあくまで手紙は相手との対等なやり取りと考えて、素直な言葉で相手を気遣ったりするといいでしょう。

 

時候の挨拶と結びの言葉

「暖かくなってきた」状況を用いた手紙の例です。

 

季語のほうは選択肢がたくさんありますが、ビジネスで使う挨拶に関してはテンプレートが「ご清栄のこととお喜び申し上げます」など少ないので途中から省略します。

 

暖かくなってきた(4月の時候の挨拶)

  • 春暖の候、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  • 陽春の候、貴社におかれましてはますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
  • 春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)の候、貴社ますますご盛栄の段 大慶に存じます

 

(たいていの場合、企業あての時候の挨拶は、「ご盛栄」や「ご清栄」を使っていれば問題ありません。テンプレだな!と相手に不快に思われることもないでしょう。また、「喜び」と「慶び」はどちらでもいいですが、後者のほうがお祝いの気持ちがよく伝わります)

 

プライベートの時候の挨拶(4月)

  • 春もたけなわの頃となりました
  • 日差しが気持ちよい季節になってきました
  • 雪もだんだん溶けてくる季節になりました
  • 春風の心地よい季節となりました
  • おぼろ月夜の美しい頃となりました

 

暖かくなってきた(5月の時候の挨拶)

  • 初夏の候、貴社ますますご清栄の御事とお慶び申し上げます
  • 軽暑の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます
  • 立夏の候、貴社ますますご盛栄の段 大慶に存じます

 

プライベートの時候の挨拶(5月)

  • 初夏の日差しとなってまいりました
  • 夏を思わせる陽ざしに、早くも日陰が恋しいようです
  • 半袖姿も見られるようになってまいりました

 

暖かくなってきた(6月の時候の挨拶)

  • 向暑の候、
  • 薄暑の候、
  • 小夏の候、

 

プライベートの時候の挨拶(6月)

  • 梅雨明けの空がすがすがしい季節となりました
  • 雨のおかげで新緑もひときわ色鮮やかで
  • 日差しが強くなってまいりました。
  • 暖かさが暑さに変わる季節がやってまいりました

 

暖かくなってきた(7月の時候の挨拶)

  • 盛夏の候、
  • 仲夏の候、
  • 猛暑の候、

 

プライベートの時候の挨拶(7月)

  • いよいよ暑さが本番の季節になってまいりました
  • 露も明け、にわかに暑さがつのってまいりました
  • 冷やしたビールのおいしさが際立つ季節になってまいりました
  • 降りしきる蝉の声に夏の盛りを感じる頃になりました

 

暖かくなってきたときの結びの言葉

相手が企業の場合、やはりお堅く季節があまり関係ないような結びの言葉になるため、テンプレートを使いまわしてしまっても問題はないでしょう。

 

どうせ書くのであれば、自分でいろいろ考えて書けるプライベートな手紙で時候の挨拶や結びの言葉を楽しみたいものです。

 

プライベートの場合、結びの言葉には以下のような例があります。

 

4月

  • 暖かくなってきたとはいえ、まだまだ寒さが戻ってくることもあるかと思います。どうぞ、ご自愛専一にてお願い申し上げます
  • 元号も変わり、例年よりもお忙しいかとは存じますが、お風邪など召されませぬようご自愛ください
  • 好季節です。お近くに寄った際にはぜひ遊びに来られてください
  • まもなく連休に入ります。暖かくもなってまいりましたし、楽しい休暇をお過ごしください

 

 

5月

  • 〇〇〇さんは5月がいちばん過ごしやすくて好きとおっしゃっていましたね。また暖かいうちに遊びに出かけましょう。
  • 季節の変わり目です。体調には十分お気を付けください。
  • 夏に向けてさらにご飛躍なさることと存じております。
  • あと少しで○○試験ですね。祝賀会はぜひ私に盛り上げさせてください
  • 新しい環境に入り、そろそろ1か月です。どうぞご自愛専一に、これからもよろしくお願いします

 

6月

  • 暖かさがじめじめに変わってしまいましたが、どうぞ無理をなさらずこれからもよろしくお願いしますね
  • 今年ももう半分を過ぎようとしています。お互い、夢をかなえるために一層精進していきましょう。また何かあればお気軽に声をかけてください
  • 梅雨晴れの青空が待ち遠しい日々です。梅雨が明けたらまた元気な顔を見せてくださいね
  • 今年は猛暑が予想されています。どうぞ今のうちに冷房器具を点検されてみてはいかがですか

 

7月

  • 今年は冷夏で過ごしやすいそうです。程よい暖かさのなか、益々精進されてください
  • 暖かさが暑さに変わりました。体調などを崩されぬよう、無理をなさらずにお過ごしください
  • 夏休みまであと少しです。疲れをいやす計画をしておきましょう
  • これから暑さも本番になっていきますが、お互い元気にやっていきましょう
  • 今年ももう半分が終わりました。今までの感謝とともに、これからのエールを送ります

 

英語では?

英語では、時候の挨拶や結びの言葉などは特にありません。

 

ビジネスで手紙を締めくくるための言い方はリンク先でご紹介していますので、今回は「暖かくなってきた」という表現をいくつか見ていきたいと思います。

 

よければプライベートで英語を話す友達に使ってみてくださいね。

 

  • It warmed up in the afternoon(午後には温かくなった)
  • The warmer it gets, the more active I become(暖かければ暖かいほど元気になる)
  • Warm weather(温暖な天気)
  • I felt warm and sweaty(むしむしして汗ばんだ)
  • as warm as toast(ぽかぽかと暖かい)←少し古い表現
  • a mild winter(暖冬)
  • It has become warmer(暖かくなってきている)
  • It is getting warmer and warmer(暖かくなってきている)

 

 

まとめ

ではここまでありがとうございました。

 

暖かくなってくると気分もさわやかになり、ずっとこの気候のままでいてくれないかなと思ってしまうと思います。

 

しかし気候が変化するおかげで、プライベートで送る手紙の時候の挨拶や結びの言葉を変えられて少し楽しくなったりもします。

 

暑くなってきたときは暑中(残暑)見舞いですが、暖かくなってきたときに出す手紙は特にありません。

 

だからこそ、送らなければいけない相手もそこまでは増えず、面倒くささも減って手紙を楽しめるんじゃないかなぁと思ったりしています。

 

暖かくなってきたら、たまには粋な感じに親しい人に手紙を送ってみるのもどうでしょうか♪