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2018年は、基本的に何から何まで季節の移り変わりが早かったですね。

 

梅雨入りは平年と比べて1日早いところもあれば、8日も早い地域もありました。

梅雨明けに関しては平年より22日も早い地域があり、豪雨や台風も早かったですよね。

 

 

そしてなにより、今年は酷暑の年でした。

 

一般的に、35度以上の暑さのときは猛暑と呼ばれ、40度を超えると酷暑と呼ばれます。

 

この酷暑、なかなかないものなのですが、今年は異常に酷暑日が多く、そこまでいかずとも、2010年や2013年に匹敵するくらいの猛暑が続きました。

 

 

・・・・・・が、それも早くに過ぎ去ろうとしています。

 

 

ここ数日で一気に寒くなり、タオルケットだけでは夜に起きてしまう日も出てきました。

 

正直なところ、まだ8月中盤でこの寒さはおかしいと思うのですが、なんにせよ今年は全体的に季節の移り変わりが早いということで、寒くなってきた時におくる挨拶について見ていってみましょう。

 

ビジネスや暑中見舞い、英語での表現など、いろいろな結びの挨拶を使ってみてください♪

 

ビジネスでの結びの言葉

ビジネス文書

最近ははがきのやり取りが減りましたが、それでもEメールを使う際は挨拶から入り、挨拶で終わるように教わることが多いです。

 

なにかとお堅く、使っていて息苦しさを覚えるビジネス文書ですが、相手によって必要であれば正しい結びの挨拶を使わなくてはいけません。

 

寒くなってきた時に「暑い日々が続きますが」と書いてもテンプレ感がぬぐえないので、しっかりと言葉を選んでいきましょう。

 

暑中見舞い

暑中見舞いは7月7日から8月7日までの約1か月に送られるものです。

 

通常、この期間はまだまだ夏本番に入っていく時期であるため、暑さから相手を気遣うような結びの言葉が適しています。

その場合の結びの挨拶は以下のような例が挙げられます。

・梅雨明けの暑さひとしおでございます。何卒ご自愛の上、ご活躍ください。
・暑熱耐え難き時節、夏風邪など召されませぬようご自愛ください。
・炎暑焼けるが如しの昨今、皆様方のご無事息災を心よりお祈り申し上げます。
・ますますの酷暑にお身体を崩されませぬよう、どうかご自愛専一にお過ごしください。
・酷暑の折柄、何卒お身体おいといください。

 

 

残暑見舞い

8月7日以降になると「季節外れのご挨拶」になってしまい、相手によっては失礼に当たってしまうため、「残暑見舞い」に変えて結びの言葉を考える必要があります。

 

その場合、まだまだ猛暑が続いていれば以下のようになります。

・残炎の折柄、何卒お身体おいといください。
・まずは残暑のお見舞いを申し上げます。
・残暑なお厳しき折柄、くれぐれもご自愛下さい。
・残暑凌ぎ難き候、皆様方のご無事息災を心よりお祈り申し上げます。
・土用明けの暑さはことのほかですが、体調を崩されませぬようご自愛ください。

 

そして今年のように、早くから涼しく(寒く)なっていっているようであれば、以下のような結びの挨拶が適しています。

・虫の音に、秋の気配を感じます折、皆様おそろいでご壮健にて爽やかな秋をお迎えください。
・夏の疲れが出やすい時節、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください。
・皆様お元気で、爽やかな秋を満喫されますことをお祈り申し上げます。
・季節の変わり目でございます。ご健康に留意され、ますますご活躍されますことを心よりお祈り申し上げます。
・秋涼爽快の折、貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。
・秋冷が加わります折、何卒お身体おいといください。

 

暑中見舞いと残暑見舞いは、立秋によってどちらをかけばいいかが変わってきます。

 

暦の上では、2018年の立秋は8月7日なので、それ以降の残暑見舞いに「秋」という言葉を選んで書いてもおかしくはなくなります。

 

今年はすでに暑さのピークを終え、だんだん涼しくなってきている最中です。

 

なのでこれから書くのであれば、「(だんだん)寒くなってきていますが」という意味を込めて「秋」という言葉を選んでいいでしょう。

 

親しい相手への結びの言葉

親戚

友人などでいえばこういった手紙を書くこと自体がもう少なくなってきてしまっています。

 

ラインやメールで結びの挨拶を使うことなんてほぼありませんよね。

 

しかしこれが親せきやお世話になっている人など、社交辞令的に見舞いを出さなければいけない人もいます。

 

そういった人たちに対する例文を見てみましょう。

 

暑中見舞い

暑中見舞いでも残暑見舞いでも、やはり親しい相手であればビジネスよりも軽い言葉を選ぶことができて楽です。

・身体にこたえる猛暑が続きますが、夏バテなどされませんように。
・寝苦しい熱帯夜が続きます。どうかお体大切に。
・寝苦しい夏の夜、冷房で体を冷やし過ぎませんようお気をつけください。
・本格的な夏の到来です。夏風邪には十分にご注意ください。
・ご家族おそろいで、爽快な夏になりますよう、楽しい計画をお立てください。

 

ほかにもありますが、基本的には暑さが厳しい夏の中、相手をいたわるようにします。

 

ただし「暑すぎて最悪。がんばれ・・・」というネガティブモード全開の結びの挨拶では、相手まで不必要に盛り下げてしまうことがあります。

 

海や山、水、風鈴など、夏の楽しみをほうふつとさせるような季語を選んで使うと親切でしょう。

風鈴

 

残暑見舞い

残暑見舞いでも、「来たる秋への想い」などポジティブなものを選ぶといいです。

・風の音に秋の気配を感じる昨今、どうかお体大切に。
・夜空に輝く美しい花火に涼を味わい、ゆく夏を惜しむ頃ではありますが、夏の疲れを残さぬよう、気持ちを新たに頑張りましょう。
・行楽シーズンに向かいますが、体調には十分ご注意のうえ、ご活躍ください。
・この秋の豊かな実りを祈っています。
・心落ち着く好季節、秋の夜長を有意義にお過ごしください。

 

今年もそうですが、8月中旬でも、立秋を過ぎており、暑さのピークも終わってだんだん涼しくなっていくという時期には、こういった結びの挨拶を使っていきましょう。

 

結びの挨拶のルール

ということで上で結びの挨拶の例を見てきましたが、これにはある大切なルールもあります。

 

それは直後に「安否の挨拶」を置かなくてはいけないということです。

 

上にあげた例文はほとんどが「安否の挨拶」とくっついているので完成形ですが、ついていない例を使う際は、直後の安否の挨拶を忘れないようにしましょう。

 

 

英語での結びの言葉

英語圏の人々

英語でやり取りをする相手がいる場合でも、ビジネスかプライベートかで言葉使いは変わります。

 

英語の場合、日本語のように長い結びの挨拶を使うことはあまりありません。

 

以下で例を見てみましょう。

 

ビジネスで親しい場合

ビジネスの場合、相手がある程度仲がいい場合には以下のようにします。

 

Regards,

名前

 

“Regards”とは「敬意をこめて」という意味です。

名前はそこまで親密でないときは姓を使いますが、親密度が増したときは名を入れます。

また、その時は”Regards”だけでなく”Best””Kind””Warm”などの単語も入れると、もっと親密度が表せます。

 

それぞれ、”Best”であれば「最上の敬意と気持ちを込めて」となり、”Kind”は「思いやりと敬意をこめて」、”warm”なら「温かい気持ちと敬意をこめて」となります。

 

ビジネスでそこまで親しくない場合

逆に、相手との関係がただの客と会社である場合、”Sincerely“を使います。

 

意味は「真心を込めて」で、やはりその後に親しいかどうかで姓名どちらを選ぶかは変わります。

 

また、さらに丁寧に表したい場合、”Yours Sincerely”か”Sincerely yours”とすると、「あなたのために」という気持ちが伝わります。

 

プライベートの場合

友達

相手が仲が良い人で、なおかつプライベートである場合、”Wishes“が「幸福や健康を祈る」という意味になります。

 

相手が何かしらの試験を控えているときなどは、”Good lack”「健闘を祈る!」と似たような意味にもなります。

 

 

Thank you“という結びの挨拶もたまに送られてきますが、これは相手にとってもとても便利な言葉です。

 

“Best”や”Wishes”などを使ってもいたずらに重くなってしまうという場合、”Thank you”を選ぶ傾向があります。

 

日本語でも、なんといえばいいかわからない時にとりあえず「よろしくお願いします」や「ありがとうございます」を結びに使って凌ぐことがありますが、まさにこんな感じで、「メール(手紙)を読んでくれてありがとう」という意味になります。

 

 

 

また、”Your friend“という結びの挨拶も便利です。

 

これはそのまま、「あなたの友」という意味ですが、目上の人が目下の人に対等な立場を示し、距離を近づけるときに使われます。

 

相手のほうが目下だけど、もっと仲良くなりたいな」というときに使うといいでしょう。

 

ただ、英語圏内では年上のほうが目上となるという考えが薄いところが多いので、そういうところで自分のほうが年上だからといってこの言葉を選ぶと、傲慢さに取られてしまう可能性があります。

 

くれぐれも、目上の人には使わないようにしましょう。

 

寒くなってきましたを英語でいうと

寒そうな男性

今まで見てきたように、英語には日本語と違って長い結びの挨拶はあまりありません。

 

しかし文中では使うこともあるので、その例をいくつか見てみましょう。

 

 

基本的に”Cold”は”become”や”get”と組み合わせます。

 

その中でも一般的な文章が”It’s getting cold”.です。

また、It’s getting colder these days”でも、「最近寒くなってきています」という意味になります。

 

“(Recently),it has become cold”.でもいいでしょう。

 

 

海外にいる友達や取引相手に、日本は寒くなってきているのでお越しになる時は温かい服の用意もしてくださいねうことを伝えてあげると親切ですね。

 

実際に使われている英文の例

これは「寒くなってきた」とは関係がありませんが、結びの言葉が面白かったのでご紹介します。

 

私がよくフリー素材を頂いているサイトに「Pixabay」様というのがあるのですが、そこになぜかアクセスできなくなった時です。

こんな英文が表示されました。

 

Oh snap! Something went wrong!
Don’t panic!! You can try reloading this page to solve the problem.
If that doesn’t help, you may also check our Facebook page for latest news.
In any case, we’ll soon be back for you.

Your Pixabay team

 

これは、あわてずページの更新ボタンを押してみて、それで戻らなければすぐに対応するので少し待ってくれいというものなのですが、結びの言葉が”Your Pixabay team”となっています。

 

これも「あなたのpixabayです」という親和を表す言い方で、関係性を維持し、ユーザーが他の素材サイトになびいてしまわないようにしてあります。

 

ただ、少し親和性がありすぎるので、B to Bのビジネスで使うのは避けた方が賢明でしょう。

このようにB to Cのビジネスで使ってみるのをお勧めします。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

その季節に応じた結びの挨拶があり、季節や関係性によって言葉は変わってきます。

 

「最近はまだ夏なのに寒くなってきたなー」というときは、今が立秋を過ぎたときかどうか確認しつつ、公的な結語では相手の体をいたわる挨拶にし、プライベートでは来たる涼しさに思いを馳せるような言葉を選ぶと丁寧に思えます。

 

海外に友達や取引先がいて、日本の状態を伝えるときも、寒くなってきているということを伝えてあげたうえで、結語にふさわしい言葉を選びましょう。

 

 

では、ここまでありがとうございました。

 

この秋の豊かな実りを祈っております。

Regards,

Akimogu

 

(↓寒さがますます厳しくなってきた場合)

寒さが増して(厳しくなって)きたのでご自愛くださいの挨拶と結びの例文