(未放送部分までネタバレしていくのでご注意ください)

 

ガゼフのランポッサ3世への尊敬

 

ガゼフは平民出身です。

たまたま才能があり、国王の御前試合で優勝したことから目をつけられ後に王国戦士長になりました。

 

しかしそうなったぶん貴族や王族にいくつも派閥があることや、互いに足を引っ張り合っていて一致団結していない惨状に嫌気がさし、積極的に貴族社会や貴族と関わろうとしなくなります。

 

貴族はどれもこれもが自分の領地や財産、利権などしか考えず、平民のことなどまったく気にしません。

 

しかしランポッサ3世は違い、本気で民のためを思って行動します。そしてそれがガゼフの心を鷲掴みにし、彼は王に絶対の忠義を尽くすようになります。

 

 

レエブン候のことも敬う

 

レエブン候は多くの貴族に恐れられるほどの大貴族で、そのぶん敵も多い人物です。

 

また、金や名誉や利権のためならどんな手段をも厭わないという噂もあり、本人の行動も怪しげなところがあったことからガゼフは心の底から嫌っていました。

 

実際、彼は八本指ともつながっており、ナザリック陣営に支配される前までは八本指から汚れたお金をもらってもいました。

 

しかしその本性は、家族(妻と子)と家族が住む王国を一番に考える、権力のあるパパです。

 

その本性を知ったガゼフは彼が王と同じだと判断し、今まで嫌悪していたことを謝罪し、レエブン候もそれを受け入れます。

 

そして、彼らはアインズ・ウール・ゴウンvs王国で情報を出しあい、いち早く敗走しようとするほどの連携を見せます。

 

ガゼフは死んででも王につくす

ガゼフは1期で、命を狙って襲撃してきた陽光聖典のまえに死を覚悟します。

 

 

じつはガゼフは、王国が持つ秘宝をいくつか装備することができます。(大虐殺時も装備)

 

もしそれを着ていれば、陽光聖典にも圧勝していたとされるほどです。

 

しかし実際はたいした装備もなく死地に飛び込むことになります。

これは王の勢いを削ぎたい敵対貴族が難癖をつけたためで、ガゼフを亡き者にして自分たちに都合の良いようにしようという思惑がありました。

 

なので天使たちの総攻撃を受け瀕死になるガゼフでしたが、それでも立ち上がり、王(国)の戦士長として負けるわけにはいかないと叫びます。

 

 

頭では自分が死ぬとわかっていて、相手が「抵抗しなければ苦痛なく殺してやる」と言っていても、最後の最後まで王や王の愛する王国を守るために戦う、そんな男らしい性格を見せてくれました。

 

ちなみにこれに対してニグンは日本語では「天使たちよ、ストロノーフを殺せ」としか言いませんが、英語吹き替え版では” Kill him angels. Make sure he suffers”(苦しませて殺せ)と言います。

 

ガゼフはジルクニフからの勧誘も拒絶した

ジルクニフの治めるバハルス帝国とガゼフのいるリ・エスティーゼ王国は、定期的に戦争をします。

 

王国の力を徐々に削っていくために、毎年ジルクニフたちが難癖をつけて宣戦布告をしていたのでした。

 

そして残念なことに、王国の兵は強制的に徴兵されてきた村人ばかりなので士気や技術もなく、逆に帝国の兵士はそれなりに訓練を積んできた職業戦士ぞろいです。

 

「どうせ今回も本気では攻めに来ない」と思い徴兵数を激減させて戦争に挑んだところ大損害を出したことがあり、その時にガゼフたち反抗勢力が前帝国4騎士のふたりをうちとることに成功しました。

 

そしてその時、ガゼフは戦場でジルクニフと会い、部下にならないかと勧誘を受けます。

 

 

しかしガゼフは断ります。

 

頭の中では、王国にどうしようもない為政者しかいなかったら鞍替えしていたに違いないと確信しています。

しかしランポッサ3世が素晴らしい人だったため、ジルクニフの勧誘を断り、彼からは惜しまれます。

 

「鮮血帝」として無能な貴族たちを血祭りにあげたうえで、バハルス帝国のために政治をする。そんなジルクニフにガゼフも敬意を抱いていますが、やはりランポッサ3世の存在は大きく、彼に決断をさせたのでした。

 

 

ガゼフはアインズからの勧誘をも断る

大虐殺」において、アインズは黒い仔山羊たちに「ガゼフは殺すな」と命令を出し、そのおかげでガゼフは仔山羊と対峙しながらも生き延びることができます。

 

そしてアインズは、傷を負ったガゼフがやってきて少し話してから、「黒い仔山羊の追撃をとめてやるから部下になれ」と言います。

 

アインズ(鈴木悟)自身、ガゼフの自分の命を投げ捨ててでも民を守ろうとする姿勢に敬意を表しており、そのための勧誘でした。

 

しかしガゼフは、圧倒的強者であるアインズが自分のような「絶対に忠誠心がなく、中から組織を崩壊させようと動くに決まっている」人物を勧誘する理由がわからず混乱します。

 

また、まだ王は生きており、王の意志も健在です。

 

そんなことからも、ガゼフはアインズの提案を拒み、アインズは苛立って黒い仔山羊に追撃の命令をくだそうとしてしまったのでした。