毒親に育てられた女性

毒親育ちの子供は、その後の人生の大半を親に縛られることになります。

 

今回はその詳しい仕組みと、負のループから抜け出して自分の人生を取り戻すための方法をご紹介していきます。

 

毒親育ちの特徴

毒親と毒親育ちの特徴

毒親に育てられた子供は、この画像のような特徴を持つようになります。

 

今回はこの中でも、特に「ループ」に関する特徴を見ていきたいと思います。

 

酔ってしまう

「毒親」に育てられた子供は、その後2つのパターンに分かれます。

 

  1. 自分の親が毒親だったと気づけずに関係を維持する(あるいは指摘しても否定する)
  2. 自分の親が毒親だったと気づいており、それを憎み、恨み、自分の不幸を親のせいにする

 

実は、半数以上の毒親育ちの子供は、1に該当してしまいます。

理由は毒親からの洗脳もさることながら、気づいてしまうことへの恐怖が心の奥底にあるからです。

 

しかしそのままでは本当に幸福な人生を取り戻すことはできません。

 

 

今回問題なのは、2のほうです。

 

このタイプの人は、嫌なことがあったときやうまくいっていないとき、自分のその境遇を親のせいにして激しく憎み、ときには涙すら流します。

 

しかしこの行為が問題になってしまいます。

 

このように「毒親」を憎悪するとき、人は脳内麻薬を分泌させます。

 

これがその人をまさしくお酒に酔ったような状態にし、その人は現状を打破するための行動に打って出ることができなくなってしまうのです。

 

しかもこの時、その人は自分を「悲劇の主人公」として考えることができるため、脳内麻薬とあわさって中毒となり、いつまでたっても自分を変えることができなくなってしまうのです。

 

これが、毒親育ちが陥る負のループの一つです。

 

自分も毒親になる

虐待された子供は自分が親になった時に虐待を繰り返すようになる。というのは有名な話です。

このように、「虐待」と「毒親」とは本質的に同じものです。

 

子供にとって、親は絶対的な存在で、親からいろいろなものを学びます。

 

それはたとえネグレクトをする親でも、逆に暴力をふるう親でも、暴言を吐きまくる親でも変わりありません。

子は親からしか学べないのです。

 

 

だからこそ、自分が親になった時、今までに出会った人の中で唯一子育ての参考になりそうな人たち(=自分の毒親)を無意識的にでも思い返し、同じことをしてしまうのです。

 

しかしその先にあるのは大切に育てるはずだった我が子に見放され、孤独にさいなまれて死んでいく未来です。

そして子供のほうはまた、次の子供を苦しめるようになっていってしまいます。

 

親軸の人生を歩むことになる

今回の記事でもっとも重要な点です。

 

「毒親」の定義を振り返ってみましょう。

 

それは

子供に限界を超えるプレッシャーを与え続け、子の人生を大きく束縛してしまう親」です。

 

子供の人生は束縛されてしまいます。

 

 

例えば、親から否定しかされずに育った子供は、自分の意見を発する(意見を持つ)のを放棄してしまい、社会生活を送ることが困難な人間になっていきます。

 

例えば、親にすべてを管理され、自分で何かを決めることを学ばせてもらえなかった人は、優柔不断で自分の意見もない人になっていきます。

 

例えば、親の顔色を窺って育った人は、その後も風見鶏として生きることになります。

この場合、「親」の喜ぶように、「相手」の喜ぶように、「先生」が満足してくれるように、など、相手が怒らないかどうかを基準に生きていくようになります。

 

まさに、「相手軸の人生」を生きる人間です。

 

 

また、「酔ってしまう」というところでも見たように、「自分の親が毒親だったと気づけている人」は、自分の毒親を恨んでしまう傾向があります。

 

そしてその行動原理はすべて、「親を否定し、嫌いなものや受け入れがたいものを遠ざけ、自分を苦しめるすべてに復讐をする」というものになります。

 

通り魔や殺人、自殺などの事件を起こす人の多くはこのタイプです。

 

自分を受け入れない世界を憎み、それに対する復讐として全くの無関係の人を襲います。

 

しかしこれも、「自分で選択して行っていること」のように見えて、結局は毒親という過去のトラウマに突き動かされたに過ぎないものです。

 

 

幸福な人生とは、「親軸」でも「相手軸」でもなく、「自分軸」の人生です。

そして真に幸福な人は、「自分が生まれてきた意味」を知っています。

 

 

だからこそ、幸福な人生を手にするためには、「親軸」の人生から脱却し、「自分軸」の人生を取り戻すことが必要不可欠なのです。

 

自分の人生を取り戻す方法とは

「毒親」のもとに生まれてしまい、「親軸」の人生を歩んでいる人の場合、幸福だと思える人生を取り戻すには、「自分軸」の人生を取り戻すことが不可欠であるとご紹介しました。

 

つまり、「幸福な人生」=「自分軸で、自分の生まれてきた理由を知っている人生」です。

 

これは人間ならだれしもに共通することです。

 

そしてその「自分軸」の人生を取り戻したいと思ったとき、なんとしてでも自分を肥溜めのような状態においているその環境から抜け出さなくてはいけません。

 

まだ「毒親」と一緒に住んでいるのであれば、彼ら彼女らは絶対に変わることはありません。(上っ面では変わったように見えても、それは子供の罪悪感をくすぐるだけのものです)

 

そして「毒親」と縁を切ったのであれば、次は毒親によって失われた自尊心や自信を回復させていく必要があります。

 

自尊心なしに、人は幸福な人生を歩むことはできません。

自尊心がなければ自分の感情がわからず、理由のわからない怒りや虚無感、絶望感に覆われたままの状態で、人生を楽しむ余裕なんか絶対に出てこないのです。

 

そして自尊心さえ回復させてしまえば、(とはいえこのプロセスが一番時間がかかるのですが)、あとはほかにも残っている不純物を取り除いていくだけです。

 

たとえば、あなたが今いる環境(学校や仕事先など)では、あなたのキャラというものが確立されています。

 

あなたが毒親の影響から脱却し、より上の人間になろうとしても、それを好ましく思わない人間が必ずいます。

 

そういった人間ともかかわりを断つか、変わった自分を受け入れさせるか、どちらかをする必要があります。

 

出なければ、そういった人たちはあなたを今までと同じような底辺の人間としていさせようとしてきます。

 

ちょうど、族を抜けようとする若者が、ほかの構成員からリンチに合うようなのと同じです。

 

周りの人間は、ほかの人が自分たちより上に行ってしまうのを恐れるのです。

 

だからこそ、自分が変わると決めたのであれば、そういった不純物を遠ざける必要が出てきます。

 

まとめ

ではここまでありがとうございました。

 

「毒親育ち」の人は、何もしていなければそれだけで負の無限ループに陥ることができてしまいます。

 

  • 毒親を憎悪して脳内麻薬で酔ってなにもできなくなる
  • 自分の子供にまで毒を広げてしまい、代を超えて不幸を拡散していく
  • 親軸の人生を歩む

 

こういったじょうたいにあるうちは幸福な人生を取り戻すことは不可能です。

 

だからこそ、もし変わりたく、幸福な人生を手にしたいのであれば、自分で最初の一歩を踏み出すことが重要になってきます。

 

 

ではあらためてここまでありがとうございました。

 

僕も今はまだ毒親の影響下です。

うまくいっていないときは恨みに覆われますし、復讐を第一に考えて行動してしまうことがあります。

 

しかしそれでは結局変わることはできません。

 

もしこの記事が参考になったといってくれるのであれば、ぜひ人生を変えるために行動していただければと思います。

 

生まれてきてしまった以上、幸せになる権利はあるはずです。

それを取り戻していきましょう。

 

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