口特に自宅など、アメニティのそろっている環境から離れると口周りの問題に多く直面することがあるのではないでしょうか?

 

たとえば、なかには飲食店で(洗ってあるのを知っていても)前の客が使ったであろう箸や食器を使うことに抵抗のある人もいると聞きます。

 

また、だいたいがユニットバスであるホテルでは、トイレに歯ブラシや洗面台があるのが受け入れられず苦手。という人もいます。

 

電車での移動が数日にわたる人は、最終手段としてどこかのトイレでなくなく歯磨きをする羽目にもなります。

 

鍋を箸でつつきあうといったことも、少なくない人が苦手意識を持つのではないでしょうか。

 

 

今回はダイビングで起こりうる、そういった口周りのトラブルについて見ていきたいと思います。

 

では、見出しからどうぞ!

 

口の中の菌の数

口の中はデリケートで、きれいな人でも1000億個の細菌がおり、汚い人では1兆個もの細菌がうごめいているそうです。

 

そんな口ですから、他人と間接的にも直接的にも交われば相当数の菌の交換になります。

 

そういえばもともと赤ちゃんの口の中には菌がいないそうですが、親とのチュウでどんどん菌を移されていくのだそうです。

 

ダイビングにおいては、以下のような形で問題が出てきます。

 

レンタルのレギュレータで病気はうつる?

レンタルの場合、ガイド(イントラ)さんは基本的に同じレギュレータをレンタルとして使い続けます

 

それをしっかりオーバーホールしてくれていればいいのですが、なかにはしていない人たちもおり、ずっと空気が漏れ続けているレギュをお客さんに使わせ続ける人もいると聞きます。(何かあればオクトパスを貸せばいいやという考え)

 

そういったメンテナンス不足ももちろん嫌ですが、なんといっても他人が使ったレギュレータを使えば、自分にも他人の病気がうつるのではないかという心配があります。

 

口内炎やHIV、ウィルス性の病気など、うつったという発表はまだないものの、未報告の感染はあるそうなので、やはりレンタル用のレギュはあまり好ましいとは言えないでしょう。

 

イントラさんがレンタルしたレギュレータをきちんと洗い、乾燥させるというメンテナンスを施しておいてくれればまだいいのですが、なかにはサイクルが早いという理由であまり洗わない人がいるのも事実です。

 

こういったことからも、レギュレータは自分のものをもっておいた方がいいでしょう。

 

ほかにも、マスクには痰や鼻水が付着することもあり、これもそのままか洗われているかはイントラさんによります。

 

レギュレータをくわえると吐き気がする・・・

これはシュノーケルでもあるのですが、なかにはくわえると嘔吐反射を起こしてしまってオエっとなる人がいます。

 

そういった人の場合、ダイビングやシュノーケルなどに苦手意識を持つようになりますが、水面で少し練習すれば治ることもあります。

 

顔を水に漬けた状態でレギュレータをくわえ、息を吸います。

 

そうすれば、「異物をくわえてて気持ち悪い」といった感覚から、「水中で空気が吸える」という意識に変わるので、くわえることに対する苦手意識はなくなっていきます。

 

レギュレータのレンタル費用は?

やはり自分で買った方がいいものの、最初のうちはレンタルせざるを得ないですよね。

 

レンタル代はピンキリですが、最低でも2000円はし、高いところだと(もはやぼったくりレベルですが)6000~8000円ほど取っていくところもあります。

 

レンタル費用が高いところで、個人で経営しているという場合、お客さんが少ないので一人一人からの徴収量を少しでも多くするためにぼったくり価格に設定しているところがあり、そういったところは選ばない方が吉です。(私がOWを取ったのは不運にもソレでした)

 

ただし、高いところでもお客さんの多いビッグブランドである場合は、それだけでブランディングをしている場合や、多額の施設維持費をまかなうためにそういった値段設定にしている場合があり、一概に悪いとは言い切れません。

 

最初のうちはレンタル費用だけでもけっこう痛い思いをすると思いますが、いつかは購入するのをお勧めします。

 

虫歯が痛いんだけど

虫歯で、歯に空洞ができてしまっている場合、潜行時にそこが圧縮されて神経を刺激し、痛むようになります。

 

水深4メートル以上にはとてもいけないほど痛むこともあり、その日のダイビングは中止にせざるをえなくなります。

 

そこまで痛まなかったとしても、潜行することで歯の修復物が破損したりします。

 

虫歯が痛いときはしっかりとした歯医者さんで完治させてからダイビングに行った方が、余計な出費を抑えることができます。

 

歯周病はどうすれば?

歯周病には、歯茎にだけ炎症が見られる歯肉炎と、重症化して骨まで溶けている歯周炎があります。

 

ダイビングでは疲れがたまって歯周病が悪化するケースがあるそうで、個々のダイブで無理をしすぎず、休息をしっかりとることが大事です。

 

また、マウスピースが歯茎に当たり続けることでも悪化する場合があるので、歯周病にかかっている場合は注意してくわえましょう。

 

入れ歯だけど大丈夫?

入れ歯も、空洞ができてしまい潜行によってスクイズが起こり、激しい痛みになって表れることがあります。

 

古いものを使っていれば形が変わったり破損したりする可能性があるので、ダイビング前には自分が使う入れ歯がきちんとフィットしていることを確かめることが大切です。

 

また、外れてしまって溺れかける可能性もあることから入れ歯はできればない方が安全ですが、それではレギュレータをくわえることができないので、やはり状況によるとしか言えないでしょう。

 

やけにのどが渇くんですが

ダイバー

ダイビング中にのどが乾かない人はまずいません。

 

これは、シリンダーの中に入っている空気の湿度が3%しかないためです。

地上では60~90%ほどあるので、この数字がいかに低いかがわかりますね。

 

また、口呼吸をすることになるのも要因の一つです。

喉の奥に直に低湿度の空気が当たり続けるので、カピカピに乾いてしまうのですね。

 

またこれにくわえて、ダイビングの最後の方では口の中を海水ですすぐ人もいます。

 

このとき、わずかですが海水は飲み込んでいるので、水分を奪われてますますのどが渇くのですね。

 

レギュレータをくわえて数本潜った後、もしくは潜っているときに顎がめちゃめちゃに疲れるということがあります。

 

これはマウスピースが原因のときもあればホースが原因のときもあり、どちらなのかを確認する必要があります。

 

マウスピースのせいで顎がつかれる

マウスピースを強く噛み過ぎていたり、サイズが合わなければ正しい噛み方ができなくなってしまいます。

 

そうすると顎には不自然な力がかかることになるので、結果的に顎関節症に罹患しやすくもなります。

 

レンタルのレギュレータを使うときに起こりやすいことなので、潜る前に一度確認しておきましょう。

 

ホースのせいで顎がつかれる

これもレンタルのレギュレータにありがちなことですが、ファーストステージから伸びているレギュレータのホースが短すぎて、無理やりくわえなくてはいけないことがあります。

 

昔、イッテQでイモトが歯の力だけで自転車?を持ち上げてあとで歯の関節にひびが入っていた、ということがありましたが、ようはあれと似たようなことになります。

 

こうなれば、イモトの時ほどひどいことにはならないものの、顎の関節が傷ついたり、バディと接触した時にホースが引っかかってものすごい力で口から引っこ抜かれてしまうことがあり、痛いですし危ないです。

 

ホースの長さも、あらかじめ潜る前に十分なものかどうか確認しておき、短ければイントラやガイドさんにその旨を伝えましょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ダイビングを始めたばかりのころは、慣れない安価なレンタルレギュレータを使うことが多くあり、お口周りに想定していなかったトラブルが起こることがあります。

 

吐き気や歯の問題、伝染しないかなどの疑問は、随時解消していくようにしましょう。

 

では、ここまでありがとうございました。

 

お口周りは非常にデリケートな問題で、洗わずにレギュを使いまわしていれば重大な病気が伝染することだってあります。

 

やはり、そういった不安をなくすためにも、ご自分のレギュは用意しておくことをお勧めします。

 

安全に楽しく、海の中を楽しんでいきましょう♪