寒いさすがに画像の場所は寒すぎますね(笑)

 

寒冬といえど暖冬といえど、冬は寒くなるものです。

 

だんだん増してきた寒さに凍えているという方もいるのではないでしょうか?

 

しかしその寒さに負けることなく(負けても)働かなければならないというジンクスがどうやら日本にはあるようで、ビジネスやプライベートでも相手を気遣う文章を書かなくてはいけません。

 

今回は

  1. 寒さが増して(厳しくなって)きたときに書く手紙の種類
  2. それぞれのルールや例文
  3. ビジネスで書く手紙の場合

についてみていきたいと思います。

 

社交辞令的な気遣いの言葉なんぞいいから実際の休みをくれ!と殴り書きしたくもなるかもしれませんが、耐え忍んでいきましょう・・・

あぁ、寒い・・・。

 

寒さが増して(厳しくなって)きたときに書く手紙の種類

寒さが厳しくなってきた(ちょうど今ですが)ときに書く手紙の種類は、ざっと以下の通りです。

 

  • 寒中見舞い
  • 余寒見舞い
  • 年賀状
  • そのほか、ビジネス相手に出す手紙

 

では次にルールです。

 

寒中見舞い

  • 松の内(1月7日)があけてから立春(2月4日)までに出す
  • もらった年賀状への返事にも可
  • 最後に日付

 

例文1

寒中お見舞い申し上げます(お見舞いの言葉

日に日に寒さが厳しくなってきている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。(先方を気遣う言葉

おかげさまで私共は無事に過ごしておりますので、どうぞご安心ください。(近況報告

寒さで体調を崩しやすい時期柄、どうぞご自愛ください(締めの挨拶

平成○○年〇月〇日

 

寒中見舞いでも余寒見舞いでも、「ご自愛ください」は普通に使えます。

ただし、相手がすでにけがや病気などをしている場合は、「ご自愛ください」を使うのはタブーなのでやめましょう。

 

例文2

寒中お伺い申し上げます(お見舞いの言葉
年が明け寒さが一段と増しました。どうぞ無理をなさらず、お体を温かくしてお過ごしください。(先方を気遣う言葉
私共は無事に過ごしております。今年も家族と元気に楽しく過ごしていこうと思っております。(近況報告
寒さはまだ増すそうです。体調を崩しやすい時節柄、お体に気を付けてお過ごしください。(締めの挨拶
平成○○年〇月〇日

例文(年賀状への返事)

寒中お見舞い申し上げます(見舞いの言葉
皆様におかれましてはよいお年を迎えられたとのこと、心よりお喜び申し上げます。(先方の健康を喜ぶ言葉
丁寧な年賀状をいただきながら、こちらからのご挨拶が遅れてしまいましたこと大変失礼いたしました。(年賀状へのお礼とお詫び
私共家族も無事に新年を迎えることができました。(近況報告
今年もどうぞよろしくお願い致します。(締めの挨拶
平成○○年〇月〇日

 

あくまでこれは一例なので、自分で好きなようにアレンジを加えられます。

 

たとえば、途中で挟んである「先方の健康を喜ぶ言葉」と「年賀状へのお礼とお詫び」などは、まとめて書くこともできます。

 

「新春のご祝詞を頂きながらご挨拶が遅れてしまいました。大変失礼いたしました」

 

ただし、どんな手紙やはがきでもそうですが、文章によっては、面倒くさいと感じているのがまるわかりになってしまいます。

 

相手によって、端折ったり丁寧に詰め込んだりとするといいでしょう。

 

本当は送りたくないのにあちらから送られてきてしまって返事が面倒くさいという場合、相手も出すか出さないか迷っていることがあります。

 

そんな時は、最低限のことだけ書いて手紙を送ると、次の年からは来なくなる可能性もありますよ♪

 

 

余寒見舞い

  • 立春を過ぎてから送る(それまでは寒中見舞い)
  • 年賀状や寒中見舞いを出しそびれたときに
  • 遅くても2月下旬まで
  • 基本的な文章構成は寒中見舞いと同じ
  • 余った年賀状は使わない
  • 最後に日付

 

例文1

余寒見舞い申し上げます(見舞いの言葉
立春とは名ばかりの厳しい寒さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか。(先方の健康を気遣う言葉
おかげさまで私共は無事に過ごしており、今後も元気でいられそうです。(近況報告
これから少しずつ暖かくもなるでしょうが、気温の変化が激しい季節です。お風邪など召しませぬようどうぞご自愛ください。(先方の無事を願う言葉

 

年賀状や寒中見舞いを出しそびれた代わりに出す場合、そのことへのお詫びも入れます。

 

ex 「ご丁寧なお年始状をありがとうございました。お返事が遅れてしまい申し訳ありません。おかげさまで私共は無事に過ごしております」

 

 

年賀状

  • 組み合わせは「賀詞」、「お礼・挨拶・祈り・お願い」、「日付」、「直筆一言メッセージ」
  • 目上の人への賀詞は「謹賀新年」、「恭賀新年」、「恭賀新春」などの4字熟語
  • 「賀正」、「新春」、「賀春」などの2字熟語は対等か目下の相手にのみつかう
  • 「新年おめでとうございます」や「謹んで新春のお慶びを申し上げます」などの文章は誰にでも使える

例文

謹賀新年
昨年は多大なるご助力を賜り誠にありがとうございました
本年もどうぞよろしくお願いいたします
平成31年 元旦
今年も○○さんの背中に追いつけるように精一杯努力します!

 

 

ビジネスで手紙を送る場合

ビジネスで手紙を送る際、ほとんどの場合において頭語と結語が必要になってきます。

 

これの種類も多く、厄介に思うことも多いですよね。

まずそれについてみてみます。

 

頭語と結語の組み合わせ

  • 一般的な文書で、最初を「拝啓」にしたらさいごは「敬具」で終わらせる
  • かしこまった文書なら、最初に「謹啓」で最後に「謹白」または「謹言」

 

最もよく使う頭語と結語の組み合わせは上の通りですが、文書の種類によってはもっとたくさんあるのでそれについても見てみます。

 

緊急の手紙~頭語に「急啓」、「急白」

結語に「早々」、「敬具」

 

再信の手紙~頭語に「再啓」、「再呈」

結語に「敬具」、「再拝」

 

返信の手紙~頭語に「拝復」、「復啓」

結語に「敬具」、「敬白」

 

略式の手紙~頭語に「前略」、「略啓」

結語に「早々」、「草々」

 

*略式の手紙は、あらかじめ電話やメール、手紙などで要件について話してある場合に用います。また、略式の手紙の際は時候の挨拶は省きます。

 

(テンプレ)時候の挨拶の例

  • 霜寒の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
  • 寒気の候、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます。
  • 厳冬の候、貴社におかれましては、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
  • 厳寒の候、皆様風邪など召されずにお過ごしでしょうか。
  • 寒さ厳しき折、○○様にはご清祥のことと存じます。

 

 

(テンプレ)結びの言葉の例

  • 今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
  • 取り急ぎ、ご案内(お返事)申し上げます。
  • まずは用件のみにて失礼いたします。
  • 今後ともご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
  • 末永いお付き合いのほど宜しくお願い申し上げます。
  • 梅の便りが聞かれる昨今、皆々様の益々のご健勝を心よりお祈りいたしております。(2月)

 

「ご自愛ください」の例文

最後に、「(寒さが増してきたので)ご自愛ください」という結びの挨拶の例文を見ていきたいと思います。

 

対ヒトのときに使うほうが多いでしょうが、対企業であるビジネスの場でも、手紙の種類や相手との関係性によっては使えます。

 

  • 天候不順の折、何卒ご自愛ください。
  • 氷柱のできる時節柄、何卒ご自愛専一にてお願い申し上げます。
  • 新春の喜びにも寒気が冴え返る季節です。ご自愛のほどお祈りいたしております。
  • 極寒の候、何卒お身体おいといください。
  • 酷寒の折、ご自愛専一にてご精励くださいますようお願い申し上げます。
  • 寒さが増す季節です。どうぞお身体を温かくしてお過ごしください。
  • 寒気が厳しくなれば体調も崩しやすくなります。健康には十分ご留意ください。

 

 

まとめ

ここまでありがとうございました。

 

寒さが増してくれば、「ご自愛ください」という言葉を使いたくなるものです。

 

対ヒトであれば柔らかいフレーズでもいいのですが、企業あての場合は少し堅苦しくなったりし、「ご自愛ください」も使いにくくなります。

 

相手との関係や手紙の種類によって、頭語・結語、時候の挨拶・結びの挨拶を選んでいきましょう。