歩きスマホ

歩きスマホをしている人を見かけない日ってあるのでしょうか?

 

ガラケーの代わりにスマートフォンが台頭してきてもうすぐ10年経ちそうですが、その使い勝手の良さからか、歩きスマホをしている人を多く見かける気がします。

 

東京なんかだと、新宿駅など、人がごった返しているところでも手元のスマホを見て注意力が散漫になっている人を多く見かけます。

 

そして、その多くが若者のように思えますが、じつは高齢者でも歩きスマホをしてしまい大事に至るケースがあります。

 

今回はそんな危険な歩きスマホに関する法律と、若者と高齢者との違いについて見ていきましょう。

 

歩きスマホを規制する法律はある?

残念ながら、日本には今現在、歩きスマホを規制する法律はありません。

 

ほかの「ながら」スマホとしては、車や自転車などの運転中にスマホの操作をすることははっきりと禁じられていますが、歩きながらの操作は「過剰に個人の自由を奪いかねない」として規制化が進んでいない状態です。

 

しかしアメリカの一部の州や中国では歩きスマホに対して罰金を科すという条例や、歩きスマホ専用の歩行レーンなどもあり、各国共通の問題であるといえます。

 

日本でも、今のところは規制化が進んでいませんが、つい先日も静岡県で歩きスマホをしていた中学生が線路と電車との間に落ちて引きずられることでなくなってしまうという痛ましい事故が起きています。

 

これを受け、今後の歩きスマホの規制が進む可能性もありますね。

 

若者の歩きスマホの危険性

スマホ利用者の大半を占めているであろう若者は、特に歩きスマホをしやすいです。

 

そしてイギリスの研究者たちの発表によると、歩きスマホをしている時、その人の歩き方は通常の歩き方と大きく異なったものになるそうです。

 

というのも、スマホ歩きをしている人は、一応警戒はしているものの、今自分が何かや誰かにぶつかってけがをする可能性があるということを理解できています。

 

なのでいつもより大きく慎重な歩き方になるそうで、そしてそれは、文字を入力している時ほど顕著に表れるそうです。

 

なんとなく、身に覚えがないでしょうか?

 

しかしそういった動きをすればかえって周りの人の通行の妨げになったりします。

また、歩きスマホをしている人たちは最大61%、障害物を見ている時間が減ります。

 

そのため、いかに警戒はしていても事故を起こす可能性は高く、実際に「歩きスマホ絶対殺す道」や歩きスマホでトラブルに発展する人たちの姿がユーチューブには数多くアップロードされています。

高齢者の歩きスマホの危険性とメリット

一般的に、高齢者でも歩きスマホは危険です。

 

若者の場合、前頭前野が活発な人であれば歩きスマホをしている時にでも問題なく歩行ができます。

(前頭前野とは、ワーキングメモリー、反応抑制、行動の切り替え、プラニング、推論などの認知・実行機能を司る部位)

 

しかしこれが高齢者の場合だと、前頭前野が活発であってもうまく歩ききることができず、人とぶつかったり転んだりしてしまいます。

 

また、その際に(歩きスマホをしているため)咄嗟に手をつくなどの受け身の姿勢になることができず、普通に転ぶよりも大きなダメージを追うことが多くあります。

 

高齢者は反応速度も落ちているため、若者よりも事故の際に死傷する確率が高いのですね。

 

 

 

ただ、メリットもあります。

 

スマホの使用は高齢者にとって認知機能の低下を防ぐツールになったり、退屈なリハビリを楽しいものにするためのツールにもなります。

 

無差別に道路上で使ってしまえば取り返しのつかないダメージを受けることにもつながりかねませんが、治療や脳トレには効果が絶大なのですね。

 

 

では、今回はここまでにします。

形は海外のものと違えど、日本でもいつかは歩きスマホが法律や条例で禁じられることになるかもしれません。

現状、歩きスマホをする人が圧倒的に多い中で、そのときに賛否がどうなるのか、非常に興味があります。

 

では、ここまでありがとうございました。

あなたは、歩きスマホについてどう思いますか?