車道

社会問題となってすこし経つ煽り運転ですが、警察のキャンペーンや報道が増えても、煽り運転の被害はあまり減っていないように思われます。

 

自分がされたらほんとうに気分を害しますし、というか危ない。死亡事故も珍しくなく、普通の良識あるドライバーであればなくなっていってほしいものですよね。

 

今回は、煽り運転を見つけたりされたりして「警察に通報したい!」と思ったときの正しい通報方法をご紹介していきます。

 

昔は、「通報してくれても警察が動いてくれない。なんて使えない連中なんだ!」なんてガッカリした人も多いと思います。

 

しかし煽り運転が社会問題化した昨今では、通報の仕方によっては警察も積極的に動いてくれるようになっているようです。

 

道路は人間のものです。猿がいたら積極的に駆除してあげたいものですね。

 

煽り運転を通報する方法とタイミング

もしあなたが煽り運転にあってしまった場合、通報するタイミングは2つあります。

通報するタイミング

  1. リアルタイムで煽られながらも通報する(相手を逮捕する可能性大/自分が事故る危険あり/路肩など停車できるスペースがある場合は自分にも過失が生まれる可能性あり)
  2. 路肩など安全な場所にハザードを付け停車して通報する(安全性大/警察が動いてくれない可能性大)

 

1つ目は以降で解説していきますが、「安全に止まるスペースがなく、かつ相手のあおりも悪質な場合」であればこちらは咎められず、警察が相手を罰してくれる可能性も高まります。

 

2つ目の場合ですが、安全性や、「通報とはいえ運転中に電話を使用した」ということで咎められる危険性を減らすためには有効です。

ただしこの場合、警察は煽り運転加害者を逮捕するというところまではいかない可能性もあります。

 

では、まず1つ目についてみていきましょう。

 

 

 

これが一番重要なことですが、昔でも今でも、「通報したのに警察がまともに動いてくれない!」というのには共通の理由があります。

 

それは、「現行犯でなく、物損、人身的な被害もなく、犯行から時間が経ってしまっている場合」です。

 

たとえドライブレコーダーがあって、それをあとで警察に届けに行っても、上記のポイントに該当していれば「パトロールを強化しますね」程度で終わってしまうのです。

 

こうなればまさに泣き寝入り。警察にわざわざ出向いたガソリン代を返せと言いたくなるものですよね。

 

なので、煽り運転の被害にあっているときは、その場で通報するのが正解です。(運転中の携帯の使用は数万~30万ほどの罰金にまで強化されましたが、有事である場合は警察もおとがめはしないそうです/しかし安全のためにも同乗者がいれば同乗者に通報してもらうのを推奨)

 

運転しながらでも警察に通報し、自分がリアルタイムに悪質な煽り運転にあっていて身の危険を覚えているということを伝えましょう。

 

数分後には警察がやってきて、煽り運転加害者の車を観察してから現行犯で駆除してくれます。

 

 

 

ちょうど最近も、1月26日に岩手県花巻市の県道でこういったタイミングで通報したところ、警察が数分でやってきて40代会社員を逮捕してくれるという社会貢献がありました。

 

その会社員は「むしゃくしゃしていてやった」と供述しているそうですが、煽り運転の加害者はほぼすべてこのように感情のコントロールができない人間です。

 

それはそれでかわいそうな人たちではあるものの、いかんせん本人が自覚して直していこうとしない限り何も変わりません。こちらに被害が出てしまうのを防ぐためにも、煽り運転をされたり見かけたりしたらなるべく早く通報してあげましょう。

 

リアルタイムで通報する手順は?

まず、同乗者がいるようであればその人に110番をかけてもらうようにしましょう。

いるのに特に理由なく自分でかけていたら、あとでそれをとがめられる可能性もあります。

110番にかけたら、事故か事件かをきかれますが、

「どちらでもありませんが今現在後ろの(前の)車に煽られていて、いまにも事故を起こしそうです助けてください」

といいましょう。


その後、軽く名前などを聴かれますが、焦らず答えます。焦ってオペレーターをせかせば「落ち着いてください」といわれて無駄な時間ができてしまいます。

走っている場所や相手の車種、ナンバー、人相も分かれば伝えます

パトカーが来てくれるといわれるので、電話をつなげたままにさせてくれとお願いします。

つなげたままでokと言われればそのまま状況をやり取りしつつ、パトカー(覆面の可能性もあります)がやってきて現行犯で煽り運転加害者を捕まえてくれるのを待ちます

 

もしパトカーがやってきて加害者を止めてくれたら、自分も続けて止まり、警察の指示に従います。

 

この時にドラレコなどの証拠があれば、相手は言い逃れできないのでみごとにしょっ引かれます。

 

路肩に止めて安全に通報する場合

2つ目の警察への通報方法です。

 

安全性や警察からのお咎めを回避するには有効ですが、煽り運転はまだまだ「現行犯でないとよっぽど悪質でもない限り警察は動きづらい」ものです。

 

ドライブレコーダーに煽り運転をされた証拠が映っていても、「パトロールを強化しますね」程度で終わってしまうこともよくあり、通報したほうとしては肩透かしです。

 

1つ目か2つ目のどちらの通報方法を選ぶかはその時の判断になるでしょうが、くれぐれも事故に巻き込まれないように注意しましょう。

 

通報先は?

普通、警察に通報するときは110番ですよね。

 

1つ目の通報方法を選んだ場合は必ずこちらにかけましょう。

 

ただし、もし、「煽り運転加害者とはもう離れてしまって時間も経っているものの、通報だけでもしておきたい」という場合は緊急性の低い#9110にかけるようにします。

 

この番号は生活の安全、平穏に関する相談をするための番号で、煽り運転の被害を伝えれば「パトロールを強化します」という返答が返ってくる可能性が高いです。

 

もちろん、ほんとうに強化してくれるかどうかはなんとも言えませんが、「よく通る道で、よく見かける車両で、よく煽っている」などの条件があれば、警察も本当に動いてくれる可能性が高まります。

 

通勤路でよく煽り運転を見かけるという場合は、こちらに通報しても十分効果は見込めるでしょう。

 

煽り運転加害者を駆除するもう一つの方法

煽り運転

これにもいくつかの条件が必要ですが、成功すれば確実に煽り運転の加害者を貶めることができます。

 

  • お金がある
  • ドライブレコーダーで煽り運転をばっちりとらえている
  • 自分が被害者である

 

こういったとき、相手には民事訴訟を起こすことができます。

 

警察が動いてくれないので罰金とか豚箱とか刑事罰を与えられない(泣)という場合でも、民事的にお金を巻き上げることができるのです。

 

もし勝てば、それなりに相手にダメージを与えることができ、相手がほかの煽り犯と比べて少しでも良識ある人間であれば反省を促すこともできるかもしれません。

 

相手が収入のない人間だったりひどい環境にいる人間であれば暴走を誘発する危険性もありますが、そういった人間はいつか刑務所に収監されます。

 

もし条件がそろっていれば、やってみてもいいかもしれませんね。

 

警察にしっかりと動いてもらう方法

煽り運転にあっているというのは、言葉で表す以上に危険な状況です。

煽り運転加害者の車の特徴(ナンバーや車種など)は必ず伝え、通報した110番との電話はできれば切らないようにして常に状況を報告できるようにしましょう。

 

最初に見てきたように、警察は現行犯でないとまだまだ動きづらいという弱点があります。

 

それを克服して警察に動いてもらうためには、なによりも警察官その人の目で煽り運転を見てもらうことが必要です。

 

問題は、「警察に通報して、来てくれるということだったのに、その前に煽り加害者がやめて先に進んで行っちゃいそう!」という場合です。

 

こういった場合、煽り運転加害者の車が先に行ってしまったとしても、そこまで時間が経っていなければ警察が捜索を続けてくれる場合があります。

 

また、煽り運転加害者の場合、1台を煽り対象から外して先に行っても、その先でまた別の車を煽っているということが多いです。

 

こういったことからも、警察が速やかに煽り運転を発見できるようにするためにも、速度制限に引っかからないようにしつつ煽り運転加害者の車を司会の範囲内に入れておくようにしましょう。

 

また、その際の証拠にもなるためドライブレコーダーは取り付けておくことをお勧めします。

 

 

もし煽り運転加害者に車を止められたら

東名で起こった石橋被告の事件もそうですが、煽り運転加害者に車を止められた場合、車道で止まっていればいずれ追突されてしまう危険が高まります。

 

なので、もしできるようであれば、以下のようにしましょう。

  • ハザードランプをつけて路肩に寄せ
  • ドアロックを確認し
  • 相手とは目も合わせず話もせず警察に通報
  • このとき、電話しつつ、車を降りてきてコチラに怒鳴り声をあげている相手を録画すると効果的です
  • また、車を殴ったり蹴られたりしても反応せず、後でもらえる修理代や慰謝料に期待しましょう

 

チンパンジーや猿もそうですが、相手にすれば相手はどんどんエスカレートしていきます。

 

おびえてへたに謝れば、あとでそこを突っ込まれてしまい無駄な過失が生まれてしまいます。絶対に会話はしないようにしましょう。

 

あとは、警察が来るまで通話を切らないようにしつつ、録画を続行。

 

もし同乗者がいれば、家族や友達などに電話をかけて状況を伝えるだけでもストレスが幾分か軽減されます。

 

煽り運転にあった挙句、車を止められて絡まれている。というのはかなり最悪な状況ですが、何とか乗り越えて生きて帰りたいものです。

 

煽り運転に合ったときまとめ

  • 現行犯でなければドラレコがあっても警察は動きづらい
  • リアルタイムに煽り運転をされて危機に瀕しているようであれば自分で通報しても咎められない
  • 相手とは会話せず、証拠の録画や警察への通報に徹する
  • ドアロックは必須(事故のときに投げ出される可能性を減らすためにも、普段からかけるのを習慣化しておくのを推奨します)
  • 自分の身の安全が最優先だと考え、通報は同乗者にしてもらうか、厳しそうであれば安全な場所に停車してからにする

 

です。

 

最近は煽り運転が社会問題となったおかげで警察も動きやすくなっています。

 

死亡事故が発生した時には「殺人罪」が適用され、けがをしていなくても「暴行罪」が適用されることも増えてきました。

 

道路はふつうに走れる良識ある人々だけのものです。

 

煽り運転にあったら、まずは自分の身の安全を最優先とし、次に相手を駆除する方法として適当なものを選択するようにしましょう。

 

あなたの快適で安全なドライブを祈っています。

 

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