アナベル大ヒットホラー映画「死霊館」のスピンオフ作品である「アナベル」シリーズですが、どんな経緯で生まれたのでしょうか?

 

悪魔についても、人形についても、映画と実話についてもまとめてみました。

 

「アナベル」シリーズは第3作目(アナベル3)が2019年7月以降に効果推される予定で、そこで明らかにされる謎もあるかもしれません。

 

大まかなストーリーのみをご紹介しているので、第3作目の公開前に物語を簡単に理解しておきたいという方におすすめです。

ではどうぞ♪

「アナベル 死霊人形の誕生」ネタバレ

こちらでは、「死霊館」「アナベル」両シリーズで重要な位置づけがされているアナベル人形の生まれた経緯が描かれています。

もともと、アナベルというれっきとした人間の少女がいました。

 

家族仲睦まじく暮らしていますが、ある日の不幸な事故でアナベルは亡くなってしまいます。

 

悲観にくれた両親はその後、アナベルに会いたいという気持ちに抵抗することができずどんな手でも(呪術など)使うようになり、ついに念願のアナベルらしき存在の気配を感じ取れるようにまでなります。

 

そしてその存在が人形に入りたいというのに許可を与えますが、実はそれは人の魂を狙う悪魔であり、気付いた妻は顔の半分をはがされてしまいます

 

夫婦は結局、神父やお札の力を借りてアナベルと名付けた人形を閉じ込め、出てこられなくします。

 

その後で悪魔を呼んでしまったことの贖罪としていく当てのない孤児たちを引き取りますが、もっとも魂が弱っていて奪いやすかったジャニスが悪魔(自称アナベル)の標的となり、追い詰められたあげくにとうとう魂を奪われてしまい、操られてシスターや他の孤児たちを襲いにかかります。

 

しかし結局、シスターの機転によって封印される部屋に閉じ込められてしまいますが、辛くも壁を破って脱出し、姿をくらませます。

 

本物のアナベルの両親はその騒動で悪魔に命を奪われてしまい、生き残ったシスターや子供達にも相当な恐怖を植え付けたのでした。

 

 

「アナベル 死霊館の人形」ネタバレ

こちらは時系列的には「アナベル 死霊人形の誕生」より後ですが、公開が「死霊人形の誕生」よりも早かったので混乱した人も多いと思います。

 

なのでこれから見るという場合、「死霊人形の誕生」から見るのをお勧めします。

 

ネタバレは以下の通りです。

悪魔騒動で姿をくらませたアナベルでしたが、その後で再び孤児としてとある夫婦に引き取られることになります。

 

しかし10年とすこし一緒に生きただけでアナベルは突然姿をくらまし、突然帰ってきて育ての親二人の命を奪います。

 

そしてその後、近くの家にあったアナベル人形を抱いて自らの首を掻き切り、魂をジャニスの肉体から人形に戻します。

 

そうして今度はその家で新しく生まれた赤ちゃんの魂を奪うべく暗躍を始めます。(無垢な子の魂が一番大好きなのです)

 

ただし赤ちゃんは理解することもなければ言葉を発することもないので、その母親から許可を得ようとし、徹底的に追い詰めます。

 

しかし思いのほか母の愛が強く、なかなか許可を得られないため悪魔は赤ちゃんに執着するのを諦め、母親の魂でもいいので窓から飛び降りろと促します。

 

おいつめられた母親はそれを一度は承諾しますが、夫や無二の親友に止められ、代わりにその親友が落ちてくれます。

 

これでその親友は魂を奪われましたが、そのかいあって悪魔による攻撃はやみ、一家は安寧を取り戻したのでした。

 

そしてその後、アナベル人形は「死霊館」シリーズの主役であるウォーレン夫婦に引き取られ、厳重に封印されることとなります。

 

 

現実(実話)のアナベル人形は?

アナベル人形ですが、その存在自体は本当のはなしです。

 

ただし本物を撮影に使うことはできない(危険すぎて)ので、実物とは全く異なった人形がアナベル人形として映画で登場します。

アナベル

 

左が本物のアナベル人形で、右が映画で使われる偽アナベル人形ですね。

 

ホラー映画で使われるため右のほうが恐ろしく作られていますが、事情を知っていると、左のほうは異常な不気味さをたたえているようにも思えます。

 

映画におけるアナベル人形は上記のような経緯で生まれましたが、実物も似たような事情があります。

 

アナベル人形はもともと、アメリカの国民的キャラクター「ラガディ・アン」で、どこでも手に入れられるようなものでした。(なので製造元もわかってはいるようです。作った作業者もまだ生きているかもしれませんね)

 

そしてこの人形がいわくつきになったのは、1970年のことでした・・・。

 

当時、大学で看護の勉強をしていた「ドナ」という女性が、母親から誕生日祝いとしてこの人形をプレゼントされます。(つまり中古品ですでに呪われていたというわけではなく、人畜無害な新品だったということになります)

 

しかしプレゼントされてから数日後、ドナはルームメイトのアンジーと一緒に人形の違和感に気付きます。

 

気付くと位置を変えており、ときにはベッドの上に移動していることもありました。

 

不気味がった友人のルー(男性)は燃やすことを提案しますが、当のドナとアンジーは真面目に取り合わず、人形はそのままとなります。

 

その後、少ししてから部屋で「ルーを助けて」と書かれた紙が見つかります。

子供が書いたようなたどたどしく汚い字だったそうです。

 

ほかにもいくつかメッセージのついた紙が見つかったそうで、彼女らはさすがに不気味に思い霊媒師に相談します。

 

「このアパートができる前にあった家で暮らしていて7歳で亡くなったアナベル・ヒギンズという少女の霊が取り憑いている。ドナとアンジーに親しみを覚えて一緒にいたがっている」

 

ということで、女性二人はアナベルに同情し、一緒にいたいというのを快諾します。

 

そんなとき、ルーは毎晩、胸を這いあがってくるアナベル人形に首を絞められる夢を見て苦しんでいました。

 

そしてその後、ドライブに行くために二人を訪ねますが、その時にかさかさという何かが動くような音を聞いたのでそちらに行くとアナベル人形がありました。

 

ルーが恐怖しながらも人形に近づきますが、それにつれて耐えがたい胸の痛みに襲われて断念し、あとで胸のかぎ爪に引き裂かれたような傷跡が残っているのを発見します。

 

ここにきて3人は著名な超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻に調査を依頼し、夫婦は人形に取り憑いているのは少女の霊ではなく悪魔であると結論付け、引き取ります。

 

霊能力を持つ夫婦に引き取られたためアナベル人形も大人しくなるかと思いきや、夫婦の家でも頻繁に移動するため、二人は神父に頼んで悪魔祓いをしてもらったうえで、自宅敷地内のオカルト博物館でガラスのケージに閉じ込めて封印し、展示物にします。

 

ケースには”Positively Do Not Open”「絶対に開けるな」や「触るな」と厳重にはり紙がされていますが、それを軽視してケースを叩いて挑発した若い男性は、帰路でバイク事故を起こし帰らぬ人となりました。

 

映画では悪魔が魂を奪うのは「許可をもらえたときのみ」とされ、それ故に悪魔は様々な恐怖現象で人を精神的に追い詰めていきますが、この男性も「危害を加えられるものならやってみろ」といってしまったので、それが「許可」として受け止められてしまったのかもしれません。

 

 

夫であるエド・ウォーレン氏は2006年に亡くなりますが、現在も妻ロレイン氏が博物館の運営を続けており、いつの日か見れる日が来るかもしれません。

 

ただしロレイン氏も高齢で、いつかは亡くなります。

 

その後の人形の処遇が気になるところですね。

だれかが運営を引き継ぐのか、それともすべて協会など神聖なところに引き取られるのか、なんらかの防護対策を施したうえで破棄されるのか・・・・・・。

 

ウォーレン夫婦の博物館とは

ウォーレン夫婦は、今までいくつもの心霊現象を解決に導いてきました。

 

その件数は10000を超え、その活動で手に入れたいわくつきの「もの」も相当数に上ります。

 

アナベル人形もそのうちの一つで、ウォーレン夫婦はそういったものを自宅敷地内にある博物館に飾って観光客を誘致しています。

 

もちろん、先述の「アナベル人形による事故」と思われるような現象も起こりえますし、破損の危険性もあるので持ったり触ったりはできませんが、夫のエドの死後もロレイン氏は運営を続けています。

 

博物館博物館博物館

 

「アナベル」シリーズの悪魔とは?

「死霊館」シリーズと「アナベル」シリーズは監督が違います。

 

「アナベル」は「死霊館」シリーズの人気が出たことでスピンオフとして作られたのですが、物語にはつながりもあります。

 

たとえば、作中でもウォーレン夫婦がしっかりと「アナベル人形」を保有し、自宅にて封印してあるといったことなどです。

 

ただし、悪魔に関しては違うようです。

 

ジェームズ・ワン監督が指揮を執る「死霊館」シリーズでは「ヴァラク」という地獄の侯爵が猛威を振るい、最新作「死霊館のシスター」でもシスターたちを毒牙にかけます。

 

しかし「アナベル」シリーズで出てきた悪魔は、本物のアナベルの両親の呪術で呼び寄せられてしまった悪魔です。

 

また、作中で何度か姿を現しますが、ゴブリンのような見た目をしています。

 

「魂を奪おうとする」、「悪魔らしく人間を徹底的に陰湿に追い詰める」、「邪魔するものにも容赦しない」、「無慈悲」、「強大な力を行使する」といった点では「ヴァラク」と同じであるものの、見ているとヴァラクのほうがより強大な力を行使しているように見えます。

 

なので「アナベル」シリーズで出てきていた悪魔はそれなりに力はあるものの、地獄の侯爵であるヴァラクほどではないといえると思います。

 

また、ヴァラクと違って名前も与えられていないので(自称アナベルなだけで)、そこまで重要だったり今後も活躍する悪魔ではないのかもしれません。

 

「死霊館の人形」では、最終的に人間の魂を一つ奪ったために人形から離れ、姿を消しました。

 

一つだけでいいのかよしかも律儀にいなくなってくれるのかよ!とも思いますが、そんなことからも、今後のアナベルシリーズで活躍する可能性はもしかしたらないのかもしれません。(アナベル人形は夫婦に封印されているので、取り憑くとしてもまた別の人形か人間でなくてはいけませんね)

 

ただ、「アナベルシリーズ」であるかぎり、あのアナベル人形か同じ悪魔が出てこないと物語が紡げない気もするので、そこら辺がどうなるかも楽しみです。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

 

寄り道もありましたが、簡単に大まかにアナベルシリーズのストーリーについてまとめてみました。

 

アナベル人形は2作品にわたって猛威を振るい、最後には悪魔が消えたもののウォーレン夫婦によって封印されるに至りました。

 

今後、「アナベル3」などでその人形がどうかかわってくるのか、また、その悪魔がどうなるのか、とてもきになるところです。

 

では、ここまでありがとうございました♬

 

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