(ネタバレを含むのでご注意ください)

 

死霊館死霊館シリーズの「死霊館」と、「死霊館 エンフィールド事件」のストーリーについてのネタバレです。

 

また、シリーズで重要な役割を担っている悪魔「ヴァラク」についても目的と性格を考察、予想しています。

 

ネタバレは大まかなものにしてあるので、シリーズをさらっと確認したい方にお勧めです。

 

ではどうぞ♪

 

「死霊館」ネタバレ

「死霊館」は、シリーズの人気を不動のものにした記念すべき第1作目です。

 

「実話」「恐怖演出」「役者」「監督」どれをとっても素晴らしいものがあり、人気を受けて制作された次回作以降でも同じスタンスで恐怖のストーリーを紡ぎだしています。

 

そんな「死霊館」のストーリーです。

 

1863年、とある屋敷に住む男性が、バスシーバという女性と結婚します。

 

しかしバスシーバは実は魔女の家系で、悪魔に対して絶対服従の魔女でした。

 

そんなことからも彼女はためらいなく、夫との間にできた赤ちゃんを悪魔への生贄に捧げようとしますが、寸前で夫にばれてしまい追い詰められてしまいます。

 

彼女は諦め、屋敷の庭にある木で「土地を奪おうとするものはすべて呪う!」と言い残して首を吊ります。

 

その後、その土地は所有者が何度か変わっていきますが、そのほとんどが呪いによって奇怪な死を遂げたり不幸になります。

 

そしてそれから約100年後の1971年、怪奇現象などのせいで土地価格が壊滅的なことになった屋敷にペロン一家が引っ越してきてしまいます。

 

一家にはセイディーという愛犬もいましたが、引っ越し当日、セイディーはなぜか怯えて屋敷に入ろうとしません。

 

仕方なく(逃げる心配もないので)セイディーは庭で飼われることになります。

 

しかし翌朝、子供たちの母親「キャロリン」が起きると右ひざ下に大きなあざができているのを発見し、次いで息をしなくなっているセイディーが発見され、一家は悲観にくれます。(呪いです)

 

その後も、一家は霊体や腐臭(悪魔の特徴)、霊体などからの脅迫を受けたりし、キャロリンは恐怖におののいて(まだ著名とはいえなかったものの)心霊研究家であるエド&ロレイン・ウォーレン夫婦に助けを求め、承諾されます。

 

夫婦はペロン一家に赴き様子を見ますが、ほどなくして敷地内に数えきれないくらいの霊体がいることに気付きます。(バスシーバの呪いで亡くなった人はみな霊体となり彷徨い続けていたのです・・・)

 

そして、妻ロレインが敷地内の池で愛する娘が沈む姿を目にします。

 

それは幻覚でしたが、夫婦は悪魔からの警告であると確信し、バスシーバの目的(キャロリンにとりついて子供を手にかけさせる)を知ります。

 

その直後から怪奇現象が強大化したため、夫婦はバチカンの神父に悪魔祓いを依頼しようとします。

 

そしてそのころ、夫婦の自宅では娘であるジュディが、アナベル人形の異変に見舞われていました。

 

なにものかがアナベル人形を抱いている姿を確認し、しかもそのアナベル人形の首が勝手に回ってこちらと向き合う形になるのです。

 

見えない力で椅子が飛んできますが、間一髪のところで帰宅した夫婦にジュディは助けられます。

 

そしてその後、屋敷内でキャロリンが見えない力で引きずられていき、バスシーバに乗り移られている状態で発見されます。

 

彼女は操られるまま刃物を手にして子供たちを襲いにかかりますが、周りの大人たちに制圧され、ロレイン夫婦は許可を待たずして悪魔祓いを施すことにします。

 

悪魔祓いが進むにつれてキャロリン(バスシーバ)は苦しみ悶えますが、強がり「女房はもういない」と挑発的な言葉を投げかけてきます。

 

そんなとき、キャロリンから逃れるために床下に隠れていた子供が発見され、その情報が彼女の耳にまでも届いてしまい、一瞬のスキをついて逃走し、子供を追います。

 

しかしそこでエドが咄嗟にバスシーバの名前を呼んだため彼女の動きは止まり、続いてロレインがかすかに残っていたキャロリンの魂に戻ってくるよう言葉を投げかけます。

 

このおかげでキャロリンの魂が戻り、バスシーバはとうとう祓われます。

 

こうして一家はやっとの平穏を手に入れ、怪奇現象も収まり、また、それまで著名でなかったウォーレン夫婦の名も急速に知れ渡っていったのでした。

 

「死霊館」から見た場合、アナベル人形の位置づけが不透明でよくわからないかもしれません。

 

しかしアナベル人形も過去に凄惨な事件を経験しており、そんなことがあったのでウォーレン夫婦のところに引き取られています。

 

なので今作でアナベル人形がジュディを襲ったのもある意味で納得できます。

 

もしこれからシリーズを見られるという場合、(「死霊館のシスター」)→「アナベル 死霊人形の誕生」→「アナベル 死霊館の人形」→「死霊館」→「死霊館 エンフィールド事件」の順でみるとストーリーを消化しやすくなります。

 

 

 

「死霊館 エンフィールド事件」ネタバレ

「死霊館 エンフィールド事件」では、ウォーレン夫婦でもただでは太刀打ちのできない「ヴァラク」という悪魔(地獄の侯爵)が現れます。

 

アナベル人形を引き取り、さらにバスシーバの悪魔祓いもしたロレイン夫婦でしたが、1977年、「霊視の仕事」をしている最中にロレインがシスターの姿をした悪魔に襲われ、あまりの強大さと恐怖で絶叫し、霊視は早々に切り上げられます。

 

その後、ロレインは夫であるエドが胸を貫かれる夢を見るようになり、エドの命が狙われていると勘付き警告します。

 

そんなとき、ホジソン一家がイギリスのエンフィールドに引っ越します。

それからというもの、家で怪奇現象が頻発するようになります。

 

扉がガンガンと叩かれるが誰もいない。
夜寝て朝起きたらありえない距離を移動していた。
テレビのチャンネルが勝手に変わる。
老齢男性の低い声が聞こえたり姿が見えたりする。
その男性の霊に「俺の家だ、出ていけ。さもないと」などと脅迫される。

 

ホジソン家には超常現象を録画、検証するクルーや科学者がやってきますが、その最中に娘ジャネットの声が老齢男性のものになり、生い立ちを話し始めます。

 

曰く、名前は「ビル・ウィルキンス」で、この家で一人で暮らしていたところくも膜下出血を起こして亡くなった。
曰く、この家は俺のものだから出ていけ。
曰く、怪奇現象を起こすのは出ていかせたいからなのと、ガキどもの怖がる姿を見るのが面白いから。

 

その後、止まらない怪奇現象に疲れ果てた一家はウォーレン夫婦を頼ります。

ロレインは予知夢のこともありエドの身を案じて関わり合いになりたくないといいますが、3日間の短期調査という条件で依頼を引き受けることにします。

 

そして再びビルに聞き取りをしていたところ、様子がおかしいのでエドがビルに言うことを聞かせるために十字架を突きつけます。

 

するとビルは「助けて。アレが・・・離して!」と悶え、いなくなります。

 

また、その後の調査でジャネットが再び精神を則られた際、エドがビルに十字架を突きつけるとやはり意味不明な言葉(「オレを・・・くれない!」)を残して消えます。

 

しかしその後の調査の中で、不可解なこともあるにはあるものの、カメラによってジャネットの自作自演がバレてしまうことになります。

 

ウォーレン夫婦は釈然としないながらも教会へ悪魔祓いの許可申請を出すことができなくなり、帰りの列車に乗り込みます。
この時、ジャネットは姉に自作自演のことを尋ねられ、「いうとおりにして夫婦を追い返さないと殺すと脅された)と言います。

 

しかしウォーレン夫婦はその帰路で、ひょんなことからビルの謎の言葉の意味を知ります。
「助けて。アレがオレを離してくれない」

 

ビルは本当だったらあの世に逝ってしまいたかったのですが、「アレ」に離してもらえずずっとあそこで手下として使われ、ウォーレン夫婦にそれを伝えようとしていたのです。

 

ロレインは「悪魔は名前を知られると支配されてしまう弱点を持つ」という言い伝えを知っており、精神世界でビルに悪魔の名前を聞きますがビルは「すでに知っているはずだ」と答えたところでヴァラクに胸を貫かれて消えてしまいます。

 

そして夫婦は急遽エンフィールドにもどりますが、すでにジャネットは意識をなくしており、エドとロレインも悪魔の力で分断されてしまいます。(エドは中、ロレインは外)

 

予知夢でエドに死が降りかかることを知っているロレインはエドに待つよう懇願しますが、ジャネットを救いたいエドは先に行ってしまい、ロレインはパニックに陥りながらも、必死で名前を思い出そうとし、ついに「予知夢を見ているときに持っていた本に書きなぐっていた」ことを思い出します。

 

そして見た本に示されていた名前は「ヴァラク」。
夢の中でロレインはヴァラクに名を名乗るよういい、ヴァラクはそれに(言葉ではないものの)返答していたのです。
(おそらく、その時はロレインが悪魔の名前の重要性を知っているとは思いもしなかった)

 

やっとの思いでロレインが家に入り、エドのところまで行くとそこには窓から落ちかけているジャネットを必死につかんでいるエド、そして今にもはち切れそうなカーテンと下で鋭くとがっている樹木を発見します。

 

そしてその場にはヴァラクもいます。

 

ロレインはヴァラクの名前を叫び、地獄に帰れと命令します。

ロレインが悪魔の名前の特性と自分の名前を知っていると知ったヴァラクは目的を果たすために力を放出しあたりを粉々にしていきますが、エドたちを落とすことまではできずそのまま霧散していきます。(強制送還された)

そしてエドたちはロレインに救われ、ホジソン家とウォーレン夫婦を苦しませていた悪魔騒動は終わりを告げました。

 

 

 

「死霊館のシスター」明らかになっているネタバレ

「死霊館のシスター」ではシリーズが始まるずっと前にヴァラクが地上に顕現した経緯を見られます。

 

作中には「God ends here(映画訳:神の終わり/意訳:神はここで死ぬ)」というセリフがあり、悪魔(ヴァラク)が神を亡き者にしたか、神がやって来れない場で力をつけたことがうかがえます。

 

また、ヴァラクの恐ろしさに震えた何人ものシスターたちが、「祈りを止めなければ助かる」として祈り続けていたにもかかわらずヴァラクの力で四方八方に吹き飛ばされてしまいます。

 

男性が何者かの手で棺に閉じ込められてしまい、このままでは命が危ういというシーンもありました。

これがヴァラクなのかはわかりませんが、過去作と同様、悪魔だけでなく霊や魔女などもいるのかもしれませんね。

 

 

***死霊館のシスターの完全ネタバレです。よろしければどうぞ♪

死霊館のシスターのあらすじをネタバレ!ヴァラクの最後と続編、感想は?

 

 

ヴァラクの目的とは

ヴァラク

ヴァラクは「死霊館 エンフィールド事件」でロレインによって支配され、地獄へ強制送還されてしまいました。

 

もともと、ビルを拘束しウォーレン夫婦からの隠れ蓑にしてホジソン家の人々の魂を奪おうとします。

 

ここは「人間の魂を奪うために行動する」という、悪魔の基本原理にかなっています。

 

 

 

 

しかし、ビルが捕まった経緯が問題です。

 

ビルは、「あの世に逝く前に家族に会えるかもしれない」という希望をもって自宅に霊体の状態で帰り、そこでヴァラクに捕まりました。

 

つまりヴァラクはビルが戻ってくるのを知っていて、待ち伏せしていた可能性があるのではないでしょうか?

 

そうでもなければ、「死霊館のシスター」でルーマニアに顕現したはずのヴァラクが、イギリスのエンフィールドのビルの家に現れるということの説明がつかないようにも思えます。

 

また、ビルの死は単なる病気ではなく、ヴァラクによって引き起こされたものであるかもしれません。(生前にそのためのヴァラクからの攻撃があったということは言及されていないので可能性は低いですが)

 

もしかするとヴァラクにはまだ明らかになっていない、「魂を奪う」ということ以外の目的があり、今後も地獄から再び舞い戻ってくる可能性があるように思えます。

 

そしてその時こそ、エンフィールド事件のときに警戒し、命を奪ってしまおうと画策するも破れてしまったウォーレン夫婦に対するリベンジと、ある大きな目的が叶うと予想されます。

 

 

あくまで推測ですが、「死霊館のシスター 」をみればもう少し予想がまとまりそうな気がします。

 

とりあえずは本作に期待ですね♬

 

(ヴァラクがビルを捕まえた経緯は不明なままであったものの、ウォーレン夫婦を狙った経緯は「死霊館のシスター」で少しだけわかりました)

(参考記事:死霊館のシスターのネタバレ)

 

視聴した感想

「死霊館」シリーズは、劇場公開中にあまりの恐怖に心臓発作を起こして亡くなってしまった方もいるほどの恐怖演出があります。

 

また、カメラワークで「あ~こういう脅かし方でくるんだろうなー」と思っても、予想の斜め上で怖がらせにきます。(死霊館のシスターの予告なんて特にそうですよね)

 

もちろん、予想できる使い古された演出もありますが、多くは新鮮な怖さを提供してくれます。

 

だからこそ「死霊館」シリーズは面白いと思いました。

 

また、「アナベル」シリーズもそうですが、次から次に伏線が回収されていきます。

それに伴って「そうくるかー」という驚きがあり、自分の中でストーリーがつながった時の気持ちよさは格別です。

 

そんなところでも、「死霊館」シリーズは今後も愛せる作品だと思いました。

 

 

 

また、ヴァラクも癒しの要素の一つです。

 

・律儀に名前を教える

・ウォーレン夫婦を警戒して調査を邪魔するも、ビルに出し抜かれて失敗し強制送還されてしまう

・自然に干渉して雷を落とし、樹木を鋭くするという神業を披露するも、結局目的は果たせなかった

・エドにとどめを刺せるタイミングはいくらでもあったのに結局胸を貫くことに執着して失敗する

 

 

など、「地獄の侯爵」と言われていても意外と失敗が多く見受けられ、そこが癒しポイントでした。

 

ただし、地獄に返されてしまった今でも人間の魂が大好きなのは変わらないはずなので、今後また出てくることもあるかと思います。

 

ヴァラクが復活し、ロレインがまたそれを予知夢で悟り、決着に備えていくという展開があったら熱そうです。

 

 

では、ここまでありがとうございました。

以上、「死霊館」シリーズのネタバレと、ヴァラクの性格、目的についてでした。

 

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